杉山清貴＆オメガトライブ／GOLDEN☆BEST

杉山清貴さんのにわかファンになって、どんな曲があるのかいろいろ調べたのですが、杉山清貴＆オメガトライブの解散前と後で、だいぶ方向性というか楽曲のテイストが変わったような感じなのですね。

解散前は、いろんな作家さんが曲作りに携わっていて、すごく切なくてクールな感じのものが多い。解散後は、主に杉山清貴さん自身が曲を作っていて、とても熱くてカッコイイ感じになっている印象。前者が女々しいならば、後者は雄々しいといった感じでしょうか。

だから、ベスト盤などで杉山清貴さんの有名な曲を聴くにしても、そういったところを区別して、より自分の好みに合った方に焦点を当てて探していくのも賢いのかななんて思ったりしました。

「GOLDEN☆BEST」のアルバムは、まさにその解散前。杉山清貴＆オメガトライブのシングル全曲を含む代表作が収められているベスト盤ですね。初めの頃は少し昭和の歌謡曲の香りを引きずりながら、段々洗練されて「ふたりの夏物語」の大ヒットとなり、その年に解散してしまうという流れ。とても興味深く、リピートで聴かせていただきたいなと思います。

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曲名リスト
1. SUMMER SUSPICION
2. ALONE AGAIN
3. アスファルト・レディ
4. RIVER’S ISLAND
5. 君のハートはマリンブルー
6. SILENT ROMANCE
7. Misty Night Cruising
8. Twilight Bay City
9. Riverside Hotel
10. ROUTE 134
11. ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER
12. THE END OF THE RIVER
13. サイレンスがいっぱい
14. ガラスのPALM TREE
15. 二度目のイヴ