誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話の中で、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲てます。

片栗

2011-03-29 07:31:57 | Weblog
カタクリ(ユリ科)花言葉は、初恋。明るい林などに群落を作るユリ科の多年草。早春、一対の葉を広げて花茎の先端に淡紫色で花弁の付け根に濃紫色の斑点のある花をつけ、うつむき加減に咲く。古名を「かたかご」といい。『万葉集』では「もののふのやそをめとらが汲みまがふ寺井の上の堅香子の花 大伴家持』と詠まれている。私がこの花を初めて見たのが、40年前頃、日光の東照宮近くの植物園に立寄った時一本の片栗を初めて見付けた。写真を撮り、それ以来、花の写真に興味を持つた。「片栗の一つの花の花盛り 高野素十」「片栗の花ある限り登るなり 八木沢高原」「潮騒や片栗の花うすれゆき 村上しゅら」「山の湖かたくりも花濃かりけり 星野麦丘人」「かたくりの花の韋駄天走りかな 綾部仁喜」「かたくりは耳のうしろを見せる花 川崎展宏」「かたくりの葉にかたくりの花の影 鍵和田柚子」「どの花となくかたかごの昃りたる 深見けんじ」「かたかごが咲き山神は少彦 下田 稔」(かたかごが 路傍に咲きて 淋しけり ケイスケ)

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