街の記憶&買っちゃった  by keisho

住んできた街などの記憶
本、マンガ、CD、DVDなどの購入記録

永島慎二コレクション

2020-12-18 | 買っちゃった(その他)

最近ヤフオクで見かけて12,000円程で落札したものだ。

ストア出品なので安心だし、額装で52×41㎝サイズだから手頃感もある。

題材も表題にあるとおり「ピエロと猫」なのでうれしい限りだ。

永島慎二が死んでもう15年になるので、新たな「永島慎二コレクション」としては、これが最後になるかもしれない。


はっぴいえんどマスターピース

2015-03-07 | 買っちゃったCD&DVD

この宮谷一彦のイラストは、はっぴいえんどの2枚目のLP「風街ろまん(1971.11)」のジャケットの見開きに使われたものの一部だ。

オールド・ファンにはお馴染みのイラストで、昨年末に発売された「はっぴいえんどマスターピース」のボックスの装丁にも使われている。

いまだにコアなファンが多いはっぴいえんどとはいえ、この手のボックスは「はっぴいえんどBOX(2004)」が最後だと思っていたので少々驚いた。


今度の「はっぴいえんどマスターピース」のウリは、「はっぴいえんど(1970.8)」「風街ろまん」の2枚のLPレコードの完全復刻盤と、ハイレゾ音源(96kHz/24bit)のダウンロードカードだろう。

ハイレゾ音源がPCからダウンロードできるというのは非常に今風であるが、紙ジャケCDとともにLPの完全復刻盤(AAAカッティング)がセットというのは嬉しい。

もちろん当時買って聞いていたLPレコードは今でも持っている。

しかし、何しろ40年以上も前のモノだし、特に「風街ろまん」は「'71全日本フォーク・ジャンボリー・ライブ第一集」とともに頻繁に友人たちに貸し出したレコードだったので今更レコードで聞き直そうとは思わなかったのだ。

で、完全復刻盤のLPはというと、一言でいうと見事だ。

当時より再生環境(レコード・プレイヤー、アンプ、スピーカー)が良いせいもあるのだろうが、明らかに音の広がりがあるしエッジがきいている。

あまりにもクリアな音なのでLPレコードを聞いている気がしない、という感想だ。

評価の高いハイレゾ音源も、PCのオーディオを「96kHz/24bit」にセットしてイヤホンで聞くしかできないが、確かに個々の細かい音が聞き取れるので面白い。


実は昨年「Bellwood LP Collection」というモノが発売されている。

名前のとおりLPレコードの復刻版のシリーズだ。

また、4月に発売予定のサザンオールスターズの新譜「葡萄」にも2枚組のLPレコード・バージョンがあるらしい。

良くわからないが、もしかするとLPレコードは今ブームなのか?


PC買い替え

2014-12-05 | 買っちゃった(その他)


6年半ぶりに自宅のPCを買い替えた。

今回もカスタムモデルが選べる富士通のFMVだ。


これまでの「FMV-BIBLO NF70YN」も重宝していたが、このところ3回に1回程度立ち上がりにエラーが出るようになっていた。

結局F1を押すと問題なく立ち上がるのだが不安を覚えていた。

また長時間利用の時などに入力を変えられなくなって困った事もあった。

まぁ、ビスタだしオフィスも2007だったから変え時と判断したのだ。


今回は「LIFEBOOK WA1/S(2014年10月モデル)」のカスタムモデル(FMVWSA1B)だ。
 OS :Windows 8.1 Update 64ビット版
 CPU:Intel Core i5-4210M
 メモリ:8GB
 HDD:1TB

これにスーパーマルチドライブ、Office Home and Business、3年保障がつく。

毎日使うし仕事にも使うのでそこそこのスペックにしておいた。

PCで Blu-rayは見ないので省き、i3は避けたいがi7は必要ないという判断だ。

驚いたのは、これで送料・消費税込みで約10万5千円という値段だ。
(価格comから富士通WEB MARTに入ると最も安くなるようだ)

前回もCPUをインテルCore 2 Duoにしたそこそこモデルだったが、確か16万円くらいはしたと思う。

ともかくスペックが上がって安くなるというのは有難い。


なるべく早くWindows 8.1やワード・エクセル2013に慣れたいと思っている今日この頃だ。



ヒノキの漆塗りの風呂桶&イス

2014-06-01 | 買っちゃった(その他)


そもそもの始まりは2月末の日本橋三越のバス用品売り場だった。

風呂桶やイスは木製のものを使っているが年数がたつとカビたりしてくるという話をしていたら、バス用品のカタログを見せてくれたのだ。

そこには初めて見る漆塗りの風呂桶&イスが載っていた。

「なるほど、漆塗りならカビないかもしれない」とは思ったが高額だったので躊躇していたら、「とりあえず取り寄せますので実物を見て決めたらどうですか?」と言われたのだ。

そして当初は3月末には入荷するだろうとの事だったが、延び延びになって結局5月中旬になってしまっていたのだった。


その間ちょっと調べてみると、これを制作している「春野屋漆器工房」では漆塗りの風呂(浴槽)を注文生産しており風呂桶やイスも注文生産しているようだった。

「木曽の漆職人による手作り」というのはかなり魅力的だし、現在使っている軽くて薄い漆塗りのラーメン丼ぶりが8,000円もしたことを考えると結構な値段にも納得できる。

また10年以上使っている木の風呂桶はタガが緩んで時々水漏れするし、木の風呂イスはかなりカビてきたので共にそろそろ買い換えの時期ではあった。


そして何より、実際に見てみるとヒノキの漆塗りの風呂桶&イスは美しかった。

7,800円もした風呂桶は軽くて使いやすそうだし、13,500円もした風呂イスは29.5cmという程良い高さだ。

どうしても欲しかったという訳ではないが、これも縁というものなのだろう。


「ある道化師の一日<私家版>」

2013-02-23 | 買っちゃった本&マンガ


小学校の頃に少年キングで「柔道一直線(1967~)」は読んでいたし、COMでも幾つかの作品を読んでいたが、高校に入ってすぐに買った「若者たち(1973)」が初めての永島慎二の漫画単行本だった。
それ以来(中断はあるものの)夢中になって永島慎二を集めてきた。

2005年に亡くなられた後も何冊か復刻版などが出版されてきたが、遺稿集としてまとめられた「ある道化師の一日」は特別だ。
2007年8月に出版された<普及版>はもちろん持っているが、運よく2007年2月に発刊された<私家版>を手に入れることができた。

500部限定の非売品で、箱入り・ハードカバー、背布張り・金文字という立派な代物だ。
中身はというと<普及版>の方に説明があるように、実は<普及版>の方が夏目房之介氏の解説などが追加されておりページ数が多い。
これは、夏目房之介氏が送られてきた<私家版>のあまりの出来の良さに一般向けに出版してはどうかとはたらきかけた、という経緯からみても当然だろう。
カラーページの枚数も同じなので、逆に<普及版>の充実具合が確認できた。

大きく違うのは表紙に使われている版画が、<普及版>では「ピエロ」であるのに対して<私家版>では「顔のないピエロ」だということだ。
以前、「ピエロ」の30/100を持っているのでとても嬉しいと書いたが、実は「顔のないピエロ」も50/60を持っているのでさらに嬉しい(↓)。

お世話になった方々に配られたという非売品の<私家版>は入手困難だろうとも思っていたが、なんと久々に見た「まんだらけ」のHPで“普通に”通信販売されていた。
かなり前に一度だけヤフオクに出された痕跡を見つけたことがあるが、これには驚いた。
「えっ?」と思いつつも「エイヤッ!」と注文してしまったのだ。

本としての装丁が違うだけで中身は変わらない本が必要か?と言われるかもしれないが、ちょっと自慢したい「永島慎二コレクション」の最後を飾るかもしれないからと自分に言い聞かせている。