忠義と不義理

先日、私にしては高額な買物をしました。

ネットや雑誌でさんざん調査し、色んなショップを訪ね歩き、やっとの思いで購入。
それはそれは、普段の買物（洋服や雑貨）では考えられない労力でしたね・・・。

色々まわったショップの中で、熱意が心地よい販売マンが居ました。
毎晩のように商品情報の電話をくれ、私の為に頑張っているんだと、若いながらもパフォーマンス上手。



彼から購入しようと本気で思っていたのですが、ほんのささいな事で信用できなくなり、
彼からの購入を断念しました。

理由を簡単に説明しますと、購入しようと思っていた商品のネガな部分を、
最後の最後、購入申し込みという段階で、「実は・・・」と、きり出してきたんです。
（※「実は」の内容は、そんなたいした事ではありません）

商品が商品だけに、多少の欠陥や費用、デメリットは覚悟はしていました。

似たような商品がある中、彼の熱意と人柄を信じて購入しようと思ったのに、
私の購入意思が明確になったとたん、繊細さを欠いてしまいました。

私も営業販売職なので、売上が優先してしまい、嫌な（不利）部分を隠したくなる気持ちもわかります。



しかし、最初にその事を正直に言ってくれれば、特にネガと感じず、
私も気持ちよく彼から購入していたのです・・・

「熱意が気に入ったので、多少の値段差、品質差なら、必ず君から購入するからな」
と、忠義の言葉をかけていたのに、不義理と思われるような結果になり、私も残念です。

値段・品質共に数ランク上の商品を、すぐ近くのショップで購入しました。

急いては事を仕損じるとはこの事か、
一度でも相手の信用を失うと、信用回復には数倍の努力や時間が必要になりますよ。
さらに固定観念を捨てなければ、今回の私のような、
最初に思案していた額よりも高額商品を購入しうる可能性を持ったお客様を逃すことになりますね。






・・・と、このブログの閲覧者様の中にも、耳の痛い方はおられるのでは？

弊社従業員の中には、山盛りいる事でしょう。

一切の固定観念を捨て、新しい発想を常に考え、最後まで気を抜かずにいようと、再確認した一日でした。

いったい何を購入したん？と気になる方は、ケイズホーム三宮店まで！

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