10月16日(日)
苗場山に向けて出発!
宿の前から清津川の河原を歩いていくと、
こんなところに湯気が出てた!
さわってみたらあったかかったよ。すごーい!温泉だ~
歩き始めはまだ薄暗くて寂しい感じだったけれど、しだいに日が差し込んできた。
朝日のブナの森。
小さな生き物たちの通り道みたいな森の小道を進む。
静かな山の朝をゆっくり歩いた。
これはオオシラビソかな~?
そして、おやっ?と開けたところが、フクノベ平。
景色が開けてきた。
夏に登った平標山と仙ノ倉山が見えた。
たぶんきっといろんな山が見えてる。
そして目の前に苗場山!・・・の、ふち?
はぁ~~と見上げ、う~~ん?と思いながら登る。
山の上がどうなってるのか、全然想像がつかないのだ。
地図には岩場注意が書かれていて、
ここのことかな?と思ったのだけど、
・・・違った。最後の最後、ここだった。
写真で見るとそれほどでもない感じなのだけど、思ったより高さがあって垂直で
鎖をつかんで岩に足を掛けて登るのだけど、ん??最後のひと足をかける場所がないのだ。
足が短過ぎる・・というわけではないらしい。
これは勢いをつけて腕の力で登るしかないんだろうな~と思ったのだけど
勢いが余って腕の力が足りなかったらザックの重みで後ろに引っ張られるよね。垂直だから。。。
登りきったその先にはね、
じゃん!!
あ、、って思った。
見たことのない景色が、空に広がってた。
池塘だ。
ここはどこだ~って何度も思った。
向こうに見える苗場山頂ヒュッテが、ここが現実だって思える唯一の目印。
ケルンだ。
到着~!
苗場山にはいくつもの登山ルートがあって
ちょうどこの時期は秋の1か月間だけ田代ロープウェーを使って登れる田代コースも加わって
赤湯温泉からのルートでは下山する一組としか出会わなかったけど
山頂にはそのほかのルートで登ってきたたくさんの人たちでとてもにぎわってた。
時間が早かったので一番乗り~♪
本日の寝床。
えっへっへ♪新しいザックが仲間入りしたのだ(^^)
45L+10Lたくさん入るぞ♪
山頂は真冬の寒さだと聞いたので心配で防寒着をぎゅうぎゅうに詰めてきたのだけど
この日は暖かくて夜も小屋の中はそれほど寒くなかったよ。
上の段はこんな感じ。
大きなザックは置いて軽身で山頂散策に出発!
ヒュッテ前より。
大きな池塘。
まずは苗場山神社へ。
湿原のコメツガに守られるようにあった苗場神社。明日の無事下山を祈って。
地図に坪場と書いてある場所へ行ってみようとコメツガの樹林帯を抜けていくと、
うっわ~・・・
しばらく足が止まったままこの景色を見ていたよ。
こんなところがあったなんて。
もう少し先まで。
あの山の名前は何ていうのかな。いいな。
小赤沢への下山口を見に行ってみよう。
小赤沢方面。
そろそろ戻らなきゃ。
小さな池塘の集まり。
ポッカリと深い穴が開いてるみたいな大きな池塘。
一番奥のたぶんあのへんのへりを登ってきたんだよね~と思ったり。
ヒュッテを通り過ぎ神楽ヶ峰方面を見に行く。
明日下山する神楽ヶ峰。 ヘリコプターが飛んできた。
明日はたぶんこの景色は見れないだろう。
そして、どうやら最初からずいぶんと急な岩場を下らなければならないようだ。
さっきとはうって変わって誰もいない山頂。
苗場山山頂標高2145.3m
湯沸し中~
ヒュッテの夕ご飯はカレー。おかわりオッケー!
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