超低空飛行

このままでは終われないと思いつつも、超低空飛行を続ける漢の独り言。再び上昇する日は来るのか?

最近のマスコミの堕落ぶりには辟易

2009年12月17日 | 社会・政治
 中国のナンバー2の天皇陛下の特例会見についての報道を見ると反吐が出る。

 なんでもかんでも騒ぎを大きくすればいいとしか考えていないように見える。

 それに反応して小沢さんを罵る発言を繰り返す輩は、ブログを炎上させ喜んでいる連中と変わりないではないか?

 確かに小沢さんの表現には、誤解を受けやすい、まずい点はあったと思う。

 昨夜の「マイケル・ジャクソン」のドキュメンタリーにもあったが、映像は放送する側が意図的に、ある印象を持つように放送すれば、真実と違う報道も可能だ。

 小沢さんをヒットラーに例え批判する連中は、ナチスに宣伝担当部門が存在し、マスコミを使って国民感情を誘導していたことを忘れたのか?

 小沢さんから、勉強不足の事を叱られ、恥をかいた事を根に持って、小沢バッシングの報道をするなら、それは非常に愚かな事だ。

 発端となった、宮内庁長官の会見時、長官は政府の一部局の長にあたれられる人だが、政府の指示に逆らうような発言をして大丈夫なのかと質問をした記者はいたのか?

 考えてもみてもらいたい、陛下との会見を宮内庁に要請したのは、政府なんだよ。政府の長は鳩山首相じゃないの。

 会社の一部所長が、社長の指示を外部に向かって批判したらどうなるのよ。

 小沢さんが言っているのは、どうしてもその命令(指示)に従えないのなら、私はその指示に従えませんと言って辞めるのが筋だと言っているのでしょう。

 指示に従いながら、「陛下お痛わしや」みたいに発言するのは卑怯ですよ。

 結果的に体調の優れないと自分が思っている陛下に会見をさせてしまったのだから。

 ちゃんと辞めて、自分の立場をはっきりさせてから批判するべきでしょう。

 それにマスコミ!

 小沢さんは、辞めてから言うべきだと言っただけで、この長官をクビにしてないよね。

 自民党時代には、陰湿なやり方で官僚を抹殺した例があるよね。

 犯罪をでっち上げ、社会的に抹殺しようとするやり方。

 マスコミが社会的権力者を敵に回すやり方そのものは正しいと思う。

 しかし、自民党の頃はろくに批判もしないで、敵の多い小沢さんを攻撃するのはフェアじゃないでしょう。

 実は善人ぶっている人の方が、悪い人が多いということをまだ気付かないのかね。

 国内で、こんな事で騒いでいると、中国から馬鹿にされるよ!

 アメリカのオバマさんが、陛下に頭を下げた時に、その角度が低すぎると非難したアメリカ国民がいたようだが、その国の象徴、国家元首に最敬礼するのは外交儀礼上当然でしょう。

 そういう意味で中国のナンバー2が会見を求めてきたら、少なくとも文明国であれば当然のエチケットでしょう。

 それを政治的利用だと、云々するのはおかしいでしょう。

 そうやって批判した、自民党の谷垣さんだって、このナンバー2に逢っているんでしょう。

 その時、自分はあなたと陛下の会見に反対したとはっきり言ったのかい?

 マスコミも書くなら、その事を書けよ!