kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

相性

2010年12月11日 | Weblog

稲はその土地の水を吸って米になり、その米で酒を造るにはやはりその土地の水との相性が良いらしい。

忠臣蔵ゆかりの地を巡った後、泉岳寺近くの蕎麦屋で一杯ひっかけようとも考えたが、品川まで行っておいた方が帰りが楽だと思い駅へ向かって歩き始めた。
さて、どこで昼食を摂るか。
高輪口は何となく品が良いという勝手な思い込みがあるので、港南口へ行ってみることにした。

すると小規模ではあるが何やらイベントらしきものが開催されており、近づいてみると何と!看板に「東京の地酒展」と書かれているではないか。
メインのテントにはテーブルが幾つも並べられており、ここで東京の地酒や地ビールが呑める。
その他のテントでは韓国料理、広島焼き、焼きソバ、八丈島のくさや等々酒の肴が販売されていたので、臭いの問題があり家では中々食べることのない「ムロアジのくさや」をその場で焼いてもらうことにした。





ずらり並んだ東京の地酒を3銘柄選んで、何とワンコイン500円で呑めるという。
相性の良い東京の米と水で造った嘉泉、多摩自慢、丸真正宗の辛口本醸造を小さめのカップに注いでもらい、くさやをほじほじして呑み比べをする。
本醸造なので基本辛口で味に違いも出にくいが、くさやとの相性が良く、どれもすっきりして美味い。





3銘柄呑み干した時点で、まだ、くさやが半分ほど残っていたので、澤乃井を一杯いただく。
ほろ酔い状態でテント内を見回すと、イベントのポスターが貼られていた。
イベントの開催日は12月5日(日)から本日11日(土)までで、3銘柄呑み比べは17時までの限定販売。
泉岳寺で食事をせず、品川駅構内を抜けて港南口に来て、イベントの最終日に、時間限定のサービスにありつくことができたのは単なる偶然だろうか。

イヤイヤ、酒とおやじの相性が良く、相思相愛であるに他ならない。

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