kazzdokkのひとりごと

酒呑みの翁の日常の出来事

心配事

2012年10月18日 | Weblog

前回6月20日に山手線一周呑みツアーを開催して、早4か月が経過した。

山手線一周呑みツアーとは、新橋をふりだしにしてサイコロを転がし、出た目の数だけ内回りに進み、その駅で見つけた地場の居酒屋で呑むという、実にくだらないが楽しいツアーなのである。
前回は日暮里で呑んだので、今回は日暮里をふりだしにサイを振る。サイコロアプリを操作すると目は「5」で止まった。
ということは、西日暮里、田端、駒込、巣鴨、大塚、今日の下車駅は「大塚」で決まり。

大塚駅で下車するのは人生初めてのこと。
しかし、酒呑みの嗅覚は確かであり、車窓から目を付けていた商店街サンロード大塚方面へと迷わず突き進んでいく。



入り組んだ路地をあちこち散策すると、大衆割烹てんぷら「つづみ」というこじんまりしたお店を発見した。メンバー4名この店で呑むことに同意したので、暖簾を潜る。



店内はカウンター10席、小上がりに4人掛けのテーブルが2卓と広さも丁度良い。
どちらのテーブルに座ろうかと話をしていると、女将さんから「2つとも使ってちょうだい」と優しいお言葉をいただく。
とりあえずの生ビールと、天麩羅盛り合わせ、おでん盛り合わせを注文し、2回目の開催を祝してまず乾杯。



天麩羅がメインのこのお店でナイスアイデアと思ったのが、メニューのマトリックス表。
縦軸に天麩羅定食、天重、天丼等メニューが書かれ、横軸にエビ、イカ、野菜、ご飯、赤だし等のセット内容が記載されているのだ。これだと初めて来たお客様も迷わずメニューを決めることができる。



昭和の趣のある天麩羅屋で、「三岳」を一本空にし、鰯丸干しを肴に日本酒を一杯呑んで、本日の山手線ツアーはお開きとなった。



自宅へと向かう山手線で、フと心配事が頭を過ぎった。
明日は二日酔いになるだろうか?このペースでツアーをしていたのでは一周するのに何年かかるのか?と言うことでなく、「つづみ」の経営状態である。
何たって、7時に呑み始め10時過ぎに店を出るまで、お客は我々4名だけだったのである。

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