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JCO臨界事故の悲劇~『朽ちていった命ー被曝治療83日間の記録』より~

2012-01-12 21:30:48 | 日記
 1999年9月30日、茨城県東海村の核燃料加工工場(株式会社JCO)で 臨界事故が発生しました。これはNHKで放送された『朽ちていった命ー被曝治療83日間の記録~東海村臨界事故~』の一部です。前回その1をアップしましたので、今回は残りを続けて紹介します。








この事故で大内さんと篠原さんの2名がこのような筆舌に尽くしがたい苦しみの末に亡くなり、遺体は特注の鉛の棺に入れられ、大地に帰ることも許されなかった。これが急性被曝の真実だ。そして、この国に原発がある限り、このような仕事に従事する人々が必要になることを、原発を推進、容認、賛成する人々はどう考えているのだろうか。




 さて、今回福島原発の事故では、「急性被曝」による死者が1名も出ていないから、「原発危険神話」は崩壊したと、原発賛成派の経済学者「池田信夫」氏は自身のブログで述べている。彼には、今後影響が出てくるであろう健康被害などは、視界に入っていないらしい。「すぐに死なないなら、安全」ということなのだろうか。信じられないが、この国では、この程度の思考力、洞察力の人間が、学識者として大きな顔をして意見を述べているし、それに賛同する人々も実際に存在している。日本人の多くは「日本は平和で安全な国だ。」と思っているようだが(最近まで私も思っていた)そうでもないらしい。いろんな意味で気を付けなくては、「安全だからね。」と言われ、知らない間に死の淵に立たさてしまうかもしれない。

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