徒然なるままに・・・

映画よりJAZZにシフトチェンジ中・・・。

【映画感想・ア行】 アイス・エイジ2 ★★★

2006-04-26 | 【映画感想・ア行】
ストーリー:
氷河期末期、
大洪水の危機が迫っていることを知ったマンモスのマニー、
ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴは、
谷に暮らす種々雑多な動物たちと共に安全な地を目指して大移動を始める。
常日頃から絶滅寸前の種族とからかわれ孤独を噛みしめていたマニーだったが、
旅の途中でマンモスの女の子エリーに出会い希望を見いだす。
ところが、エリーは自分をフクロネズミと信じて疑わないのだった。
果たしてマニーと仲間たちの運命は…。
(goo映画より引用)

声の出演:
レイ・ロマノ、ジョン・レグイザモ、デニス・リアリー、
ショーン・ウィリアム・スコット、クイーン・ラティファ、
ジェイ・レノ

監督:
カルロス・サルダーニャ

パート1では、異種の絆をメインで描いていたが、
今回は地球温暖化。氷河が溶けて動物達の絶滅が近づいている。
そんな中、どのようにして生き残るのかということがメインになっていて、
やはり、友情と絆というメッセージは変わっていない。
しかし、旧石器時代と現代の状況とリンクしているような展開はどんなんだろ?

相変わらずナマケモノに見えない絵柄は如何なものかと思うが、
CGの出来栄えの高さには目を見張るばかりである。
キャラクターの立体感は言うまでもないが、一番は水と毛の表現力だ。
マンモスのマニーの毛並みのフサフサ感・サラサラ感が見事。
アニメらしくなく、実写かと思わされるほどの質感には終始釘漬け。
また、水がスクリーン全体に映し出された時も、
光に反射する煌きだとか、波打つ様子などのリアルさに目を見張る。

CGの技術力のみならず、ストーリーは誰もが楽しめる展開になっている。
マンモスのマニー、サーベルタイガーのディエゴ、ナマケモノのシド。
彼らの絆そのものは、相変わらず強固なものだが、
種の根絶の危機と恐怖、氷から溶け出した凶暴な水生動物との戦い、
「ノアの箱舟」へ移動するまでのアドベンチャーというように、
手を変え品を変え、テンポ良く進んでいく点で、観ていて飽きることがない。

この点は、子供から大人まで楽しめる丁寧な作りだと思う。
最大の見所は、今回もスクラッドのドングリネタ。
冒頭からラストまで。ドングリに自然に振り回される姿は可笑しくて、
誰もがお腹を抱えて笑うこと間違いなし。スピンオフしても問題なし。

※余談
それにしても、
公開待機作にも動物もののアニメ(しかもフルCG)多過ぎないか?      
『アイス・エイジ』や『マダガスカル』などの成功の要因が大きいのでしょうか?
ちなみに、現在日本公開が決定している作品です。

『森のリトルギャング』(ドリームワークス) 8月5日公開
『オープン・シーズン』(ソニー) 12月公開
・『ライアンを探せ!』(ディズニー) 公開未定


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ナマケモノ? (azamy)
2006-04-30 13:08:22
こんにちは~。

前作をテレビで観たのですが、そのときにシドがナマケモノだと知ったはずなのに今回の2を観て「で、彼はなんの動物だったっけ?」とちょっと小首を傾げてしまいました(笑)

そろそろ自分の記憶力がかなり衰えつつあるのはわかっていますが、にしてもちょっとデフォルメしすぎてわかりずらいですよね・・・。

でもでもとっても楽しめました~!!
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氷の上を・・・ (はっち)
2006-04-30 17:16:26
TBどうもでした~♪

CGの水良かったですか?氷山の上を流れる水、どう見ても水に見えなかったです。氷山の上を流れてるようにも見えなかった。

僕は、順調に進化してたCGアニメの進化も鈍化してきたと感じたんですけどね・・・・
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コメントありがとうございます。 (kazuki-kt)
2006-05-01 21:22:11
>azamyさん

TV放映されてたんですね、知りませんでした。

感想も挙げてますが、レンタルで前作は観ました。

映画は万人受けしそうな内容で面白かったですね。

シド=ナマケモノだなんて、誰も分からないように思うんです。

1人だけでなくて良かった!!



>はっちさん

CGの水の表現、私はありだと思ってます。

最近はお客さんの目も肥えていますから、

イマイチと思われることもあると感じます。

但し、マンモスのマニーの毛並みのフサフサ感は如何でしたか??

CG技術は更に進歩するんでしょうか?

今後の展開が楽しみです。
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