今年の夏は東北に行ってきた。
倉敷とも迷ったが、夏は北だろう(去年は北海道)と言う事で東北の
岩手と青森に決まった。
(倉敷は来年のＧＷかな？)
何よりも、世界遺産登録はならなかったとは言え、一度平泉を見て
みたかった。
今回もツアーだったが、何と何と参加者はもう一組の計４人だった。
で、添乗員さん、運転手さん、ガイドさんと合計７人での旅となった。
移動の際は一般的なあの大型バスだが、乗っているのは計７人なので
何とも贅沢な旅となった。
直前に地震があったので、その影響があるのかもしれない。
朝は東京9時32分発の「やまびこ」に乗り、12時13分に一ノ関に到着した。
そのままバスに乗り込み、厳美渓近くの土産物屋の２階で昼食。
まあ観光客向けの普通の昼食だ。
昼食後は自由行動だったので、早めに昼食を済ませて厳美渓へ。
東北なので涼しいかと思っていたが、結構暑い。
名物「郭公だんご」を購入。
カゴにお金を入れて呼び出しようの板を叩くと、スルスルとカゴが
引き上げられて、だんごとお茶が入れられてまたスルスルとカゴが
降りてくるのだ。
紙コップのお茶がこぼれないのが不思議だ・・・
400円だったが、普通にお店で買うと350円とのこと・・・
まあ思い出と言う事で・・・
15分ほどバスで移動して、14時頃に毛越寺に到着。
専属ガイドのおばちゃんに案内をしてもらう。
境内は「特別史跡」で、庭園は「特別名勝」とのこと。
池一つにしろ、昔の人は色々と考えながら作ったもんなんだね。
ただ、建物などは現存していないのが残念。
毛越寺を50分ほど見た後、直ぐ近くの無量光院跡へ。
こちらも「跡」と言うように建物は現存していないので、説明を
元に遠い昔を想像するしかない。
続いては中尊寺に15時過ぎに到着。
こちらは広く、1時間ちょい金色堂や讃衡蔵などを見る。
また添乗員さんも初めて見たと言う白山神社能楽堂も見る事ができた。
ブラブラと回りつつ、最後は中尊寺入口近くにある弁慶の墓へ。
死してなお、義経のいた高舘を見守り続けている。
これにて１日目の観光は終わり、宿泊地である花巻温泉へ。
旅館であったが、夕飯は和洋折衷のバイキングだった。
一応そばと煎餅汁も食べた。
夕食後はブラブラっと旅館の周りを探索してみたが、特に何も
なかった。
街頭があまりなく暗いので、さっさと戻って温泉につかった。
期待して行った平泉だったが、実際に見た感想は「ふーん、こんな
もんか！」だった。
毛越寺にしても、当時の建物が現存していないのが痛い。
世界遺産への登録は、この辺一帯の浄土思想などを含めた物を対象
としていたようだが、その辺が分かりにくい、インパクトが少ないのかも
知れないと感じた。
でもだからこそ「夏草や兵どもが夢の跡」と言うように、栄華の儚さ
など深い部分まで感じ入る事ができたら、また違う思いになるのかも
知れないとも感じた。
兎にも角にも、何でも一度は見て体験してみる事で、色々と分かるね。
２日目の明日は青森だ。
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・東北旅行 ２日目～八戸、恐山、尻屋崎etc～
・東北旅行 ３日目～大間、仏ヶ浦～
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