アメコカ マイケル  "Twinkle Twinkle Little Star"

マイケルの日常や庭の草花等色々織り交ぜながら、お届けしま~す。

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  ☆☆☆☆☆ ☆☆

ポンペイ-オレンジジュース!!!

2010-08-05 | trip

 古代ローマの街並みを出た所に グッド・タイミングで、ジュース屋さん(カフェ?)が、ありました。


ヴェスヴィオ火山が大噴火した夏も、こんなに暑かったのでしょうか?お昼過ぎの日照りの
古代の街並みを歩いていたので、喉が、ジュースを欲している所にちょうど、1件ポツリとあるお店です。前回最後に書いたように、笠松と糸杉、世界の国々の国旗が目印です。                             

                  お店の中が、どこもかしこも 陽気で明るい感じ!! 南イタリアらしさを主張していて、とっても、すてきでした。


       お店の左横にも中庭にも、レモン棚があって、レモンが鈴なりでした。下には、この辺でとれたスイカやトマト等、美味しそうな果物や野菜が売っていました。どれも、色がとても鮮やか!!  すべて本物です。

  
 この座っているお二人、お客さんかと思っていたのですが、あとでよく写真を見たら、あのおいしいジュースを作ってくれたお店の方々でした。 こんなとても洒落た空間で、しかもおいしいフレッシュジュース屋さん(カフェ)が、日本にあったら、行列を作るほどの繁盛だと思いますが、ここでは、お店の方も、のんびり座ってお客待ちです。

  
    これは、かき氷(シャーペット状)。


 その場で、搾ってくれるフレッシュ・ジュースには、2種類ありました。レモンジュースとオレンジジュース。レモンジュースは、かなり酸っぱいのでは?と思い 2人ともオレンジジュースを注文しました。

写真左の奥さん(?)が、オレンジを次から次へと輪切りに切り、右のおじさんが、それを、次から次へと惜しみなく 手で搾り続けてくれます。そして、コップ(Lサイズ位)がなみなみとなるまで、注いでくれます。1杯分が終わると、一端、皮等のかすを捨てて、次の1杯分も同様に作ってくれます。氷も、水も入れていない正真正銘のジュースです。

たくさんのオレンジが、絞られる様、余りに嬉しくて、写真撮るのも、どれだけの個数かを数えるのを忘れてしまいました(上の写真は、もう2杯目搾りおわって、底に残った搾りかすを、捨てる所です。) 多分1杯分で、オレンジの輪切りが10個以上あったと思います。それで、1人分、2ユーロ(200円ちょい位)でした。

日照りの遺跡の街並みを歩いてきたせいもありますが、この地でとれたオレンジでもあり、また、ジューサー等で全て苦みまで搾り切るのでなく、手で時間をかけて搾ってくれたこのジュース、最高でした。 氷を入れない自然の温度が自然のうま味を引き出していて、こんなに美味しいオレンジのフレッシュ・ジュースは、初めてかもしれません。また、1度にオレンジ5個分以上ものビタミンC等を摂取できるなんて、心も、体もリフレッシュして、更に、日照りで増えた活性酸素もいっきに 解消しできたのでは?と思いました。

美味しいオレンジやレモンがたくさんとれるポンペイ、きっと2000年前の人たちも、こんな贅沢なジュースを、毎日、気軽に飲んでいたのでしょうね。いいなあ!! ランチといい、このジュースといい、本当に新鮮な美味しさ!!それに、色々な種類の花が、咲き乱れていたであろうポンペイ(下記参照)。昔、ローマの人々が、ここに住みたいと思った気持、実際に少しだけあじわうことが、できました。 

           

              ジュースもおいしかったのですが、各テーブルの壺毎に違った種類の花達が、惜しげもなく、たくさん無造作に入れられていました。温暖で肥沃な所だから、きっと、こんなお花達も花屋さんで買わなくても、お庭でたくさん咲くのかもしれません。


            見上げるといたる所になっているレモンの生ジュースは、どんな味だったか試せなかったのがちょっと心残り。


    レモン棚の木陰で涼みながら、2000年前のポンペイの別荘の中庭で、くつろいでいるような気分で、ジュースをいただきました。(でも、後方には、コカコーラが・・・)。




*今日のマイケルは??というと、相変わらず、暑くて、エアコンのない所だと、

 「あつすぎる~から、何かちょうだい!!」と言う訳で
               

             エアコンつけて、更に涼しくんなるために、トリミングで剃ってもらったお腹や胸を上に出して、いつものようにごろり仰向けの格好で寝ています。食欲は、暑くても、飼い主同様一向に衰えず、実家で太った?13KGをそのまま維持しています。



*ローマに戻っての話が、あと少しで、旅行のネタも、終わります。退屈と思いますが、あと少しお付き合いください。