ぼくは40歳を過ぎてから、相対音感を身につけました。ぼくが考えたトレーニング方法を紹介します。
「中高年からでも大丈夫」--ニコニコ音楽生活--
ぼくの耳コピー法11 オクターブで判断する方法他
オクターブの音程差は、2音の場合
上昇の
「ドド↑」「レレ↑」「ミミ↑」「ファファ↑」「ソソ↑」「ララ↑」「シシ↑」と
下降の
「ド↑ド」「レ↑レ」「ミ↑ミ」「ファ↑ファ」「ソ↑ソ」「ラ↑ラ」「シ↑シ」
があります。
(これは、「ド」を「ド↓」にした場合は、上昇が「ド↓ド」、下降が「ドド↓」となりますね)
楽器ではピアノのベース・パート、ソウル・ファンク系のベースで聴くことができると思います。(最近の新しいものは分かりませんが)
オクターブで音階を上昇下降したり、「タンタタ」や「タタタン」などのリズムで「ド・ド↑ド↑」や「ドド↑ド・」と弾いたりします。
25年くらい前でしょうか、ベースのチョッパー(今はスラップ?)で「タンタタ」で「ド・ド↑ド↑|ラ↓・ララ|リ↓・リリ|シ↓・シシ」や
「タタタン」で「ドド↑ド・|ラ↓ララ↓・|リ↓リリ↓・|シ↓シシ↓・」というフレーズをよく耳にしました。 (もちろんこの時は、何の音かは分かりませんでしたが)
リズムを複雑に変化させたりしますが、使っている音はオクターブだけなんですね。
オクターブで判断する方法の他には、分かる音だけ覚えておいて、間を繋いでいく方法もあります。
特にスケールを上昇下降したメロディには有効です。
実際に耳コピーをするときには、このようないくつもの方法を、適時組み合わせて行っています。
音楽を学校などで専門的に学んでいないので、音を聴いたり、楽譜を見ただけで、どんなメロディか分かるなんて自分には不可能だと思っていました。
これも、短メロフレーズとデメサスリを考えたからできるようになったと思っています。
短メロフレーズで「ド」との関係性を意識できるようになり、「デメサスリ」で#や♭の付く音と呼び名とを1対1に対応させたことで12の音の個別化ができるようになったことの効果だと思っています。
(ぼくは、音程差もすべて短メロフレーズで覚えました)
もちろん、どんなメロディでもすぐに分かるわけではありませんし(逆に、すぐ分かるメロディもあります。すぐに分からなくても、少し考えると分かったり、時間を掛ければ分かることも多々あります)、仕事などで忙しく、音に触れない期間があると、能力は簡単に落ちてしまいます。
(この辺りは、スポーツと同じですね。あくまでもぼくの場合ですが)
でも、今まで、まるで理解できなかったことが、少しずつ出来るようになっているので、この先(老後?)が楽しみです。
何しろ以前は、2つの音程が近い場合、どちらが高くてどちらが低いかさえよく分からなかったんですから。
(音感の良い人に言わせると、信じられないことだそうです)
というわけで、みなさんも是非、お試し下さい。
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