6月の失業率5.4%に悪化、有効求人倍率は過去最低を更新

　総務省が３１日発表した労働力調査によると、６月の完全失業率（季節調整値）は
５．４％で、前月比０．２ポイント悪化しました。６月の有効求人倍率（同）は、前月を
０．０１ポイント下回る０．４３倍で、５月に続き過去最低を更新。消費者物価も過
去最大の1.7％下落しました。

厚労省森山職安局長
「生産はややうわ向いているが、依然低水準。失業率（の改善）は、生産に遅行する
ので、厳しい状態が続くことが懸念される」

日経新聞
「雇用と物価情勢が反転するには、生産の持ち直しがさらに続き、賃金アップや
設備増強による内需押し上げが必要だ」

生産の低迷→リストラと賃金抑制→失業率増大→消費の低迷→物価下落→企業収益減少
→生産の低迷・・・・・

物価と雇用情勢を見ていると、日本経済が陥っている負のスパイラルの深刻さが
とてもよくわかります。

先月も書いたけれど、石にかじりついてでも職場の確保です。