遅ればせながらに「プレシャス」を見ました。ハーレムに暮らす16歳の少女プレシャスが主人公の物語。凄い映画だったと思います。おもしろかったです。
映画は、プレシャスが二度目の妊娠をしたために公立学校を退学になるところから始まります。プレシャスを妊娠させたのは彼女の父親であること、そして母親によるプレシャスへの虐待は、夫を娘に奪われたことによる嫉妬心からであることが次第に明らかになっていきます。仕事に就こうとせず生活保護に依存する母親、読み書きすらできない青年たち。ハーレムに暮らす人々の姿もとてもリアルに描かれています。
フリースクールに通い、同じ境遇の仲間や教師に支えられながら、読み書きを学び、二人の子どもを自分の手で育てていこうとするプレシャスの姿がとても心に残る一作でした。
同じ再生の物語だけれど、「エリックを探して」では感じなかった凄さがこの映画からは伝わって来ました。なぜなんだろう、この違いは。エリックには郵便配達員という定職があったけれど、教育の機会さえ奪われた貧困の中で、黒人として、女性として、そしてシングルマザーとして、差別に負けないで生きていこうとする「プレシャス」という存在のすごさなのかな・・・。
映画は、プレシャスが二度目の妊娠をしたために公立学校を退学になるところから始まります。プレシャスを妊娠させたのは彼女の父親であること、そして母親によるプレシャスへの虐待は、夫を娘に奪われたことによる嫉妬心からであることが次第に明らかになっていきます。仕事に就こうとせず生活保護に依存する母親、読み書きすらできない青年たち。ハーレムに暮らす人々の姿もとてもリアルに描かれています。
フリースクールに通い、同じ境遇の仲間や教師に支えられながら、読み書きを学び、二人の子どもを自分の手で育てていこうとするプレシャスの姿がとても心に残る一作でした。
同じ再生の物語だけれど、「エリックを探して」では感じなかった凄さがこの映画からは伝わって来ました。なぜなんだろう、この違いは。エリックには郵便配達員という定職があったけれど、教育の機会さえ奪われた貧困の中で、黒人として、女性として、そしてシングルマザーとして、差別に負けないで生きていこうとする「プレシャス」という存在のすごさなのかな・・・。
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