今朝の日経新聞。中国沿海部の地方政府が、労働者の最低賃金引き上げに踏み切るという記事がのっています。外資系製造業が集積する広東省は17日、最低賃金を平均で21%引き上げると発表。福建省や浙江省も2割前後の賃上げを決めたとのこと。
この結果、広東省広州市の最低賃金は月860元(約1万1500円)から1030元に上昇。現在は月960元の上海市でも15%程度の引き上げられます。沿海部の最低賃金は月800元台が多かったのですが、軒並み1000元前後になる見込みです。
昨年末から沿海部では人手不足を背景に人件費が急騰しており、今回の最賃の引き上げは実勢相場を後追いした形です。賃金の上昇は、景気対策のインフラ工事で内陸部での就職先が増え、出稼ぎに来る労働者(農民工)が減ったことが原因です。多くの出稼ぎ労働者が職を失った去年2月から、大きな変化です。
この結果、広東省広州市の最低賃金は月860元(約1万1500円)から1030元に上昇。現在は月960元の上海市でも15%程度の引き上げられます。沿海部の最低賃金は月800元台が多かったのですが、軒並み1000元前後になる見込みです。
昨年末から沿海部では人手不足を背景に人件費が急騰しており、今回の最賃の引き上げは実勢相場を後追いした形です。賃金の上昇は、景気対策のインフラ工事で内陸部での就職先が増え、出稼ぎに来る労働者(農民工)が減ったことが原因です。多くの出稼ぎ労働者が職を失った去年2月から、大きな変化です。
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