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護星者 第6話印象

2010-03-21 09:24:48 | 特撮雑感:護星者
レッド主役回、流星のデレプタとの因縁(?)の対決編にのぞむ少年のコンプレックスを絡めたお話でした。
どうやら護星レッドはデレプタからライバルと見られているということのようです。
のぞむ少年のコンプレックスは逆上がりができないこと。
というわけで、簡単に印象のみにて参ります。

今回の敵はデレプタの配下で名前は記憶にありませんが韋駄天と名乗ってましたっけ?
韋駄天…足が速いこと以外に記憶に残ってない気がするのは気のせい…?(苦笑)
ブレドランの作戦が頭脳戦なら、デレプタは力押しなのかと思うのですが…。

さて、がっくりしながら帰ってくるのぞむに声をかけたのはエリ。
腕のケガをこっそり隠すアラタは、のぞむが落ち込んでいることに気づくけれどエリにはわからない。
天使だから…???
逆上がりができないことでいじめられたというのぞむに、アラタがお手本を見せようとして失敗。
データ通りにいかなかったのはデプレタ戦で腕をケガしていたせい。
しかしのぞむはアラタにできないなら自分にもできないとあきらめてしまう。
止めようとして振り切られてしまうアラタ。

そんなゴセイジャーの前に現れた敵は韋駄天、足が速すぎて見えません。
が、動きで起こる風を感じてレッドのみが反応し,足を止めることに成功!
しかし、デプレタの出現で韋駄天を逃すことに。
わざわざレッドを挑発していくってコトは、デプレタはレッドをライバル視している見て良いんでしょうねえ。
もしやデプレタは地球征服より自分の趣味の戦闘を優先しがち?

ゴセイジャーたちは、韋駄天に対抗するために特訓を始めようとしています。
レッドが風を感じて韋駄天の足を止めたことから、4人は風を感じて止める特訓開始。
そしてアラタにはデプレタ対策が任されることに…人数が恐ろしく不均衡な気が(苦笑)。
どう考えてもデプレタの方が大物ですが、ライバル視されているアラタ1人にお任せで良いんですね。
4人がエリの起こすミニ竜巻で特訓する間、アラタは逆上がりの練習???
これを見たのぞむ、アラタの特訓に不審を覚えます…まあ、そうでしょう(苦笑)。

ようやく特訓で風が読めるようになった4人のところにのぞむ登場。
アラタが逆上がりを…ということに不審を訴えますが、ハイドはそれもきっと何かの役に立つと考えている模様?
そこに再び韋駄天登場。
今度は4人がきっちり韋駄天に対応、もちろんレッドも駆けつけ、デプレタと対決。
シーイックブラザーのゴセイヘッドを銃口につけると…威力が上がるようです。
韋駄天は見事撃退されます。

一方のレッドはデプレタに大苦戦、というか圧倒されたまま。
これをデータスの実況中継で見るのはのぞむ…何のためにデータスはのぞむに…?(苦笑)
データスの中継が護星界に転送されているというわけでもないんですよねえ?
のぞむが「逃げて!」と願ってもアラタ=レッドは逃げず、デプレタの必殺技を逆上がりでかわす…!?
「できた…!」とアラタ&のぞむ。
投げあげた剣をつかんですかさずデプレタを袈裟懸けに!
デプレタはそのまま退散し、レッドは辛くも勝利を収めます。

倒された韋駄天については、ブレドランが「一つ貸しだ」と巨大化させます。
ゴセイマシンで合体したはいいけれど、アラタは無理がたたって変身解除、ゴセイグレートはこのため飛べなくなってしまいます。
足の速い韋駄天を上空から狙うことは不可能。
これに答えたのはランディック兄妹、飛べなければ走ればいい!!
このノリ、かなり良い感じです。
とにかく追いかけるべく走る走るゴセイグレート!
ランディック兄妹のあきらめない走りに応えて、ランディックブラザーズのカードがあらわれ、ゴセイヘッドが地中から飛んでくる!
クワガタとモグラと…もう一つは何かな?
ランディックゴセイグレートとなって韋駄天を見事撃破。

そして、戦い終わった護星天使たちは、のぞむ少年が逆上がりに挑戦している姿を目にします。
あきらめずに、無駄だとさえ言っていた逆上がりの練習に打ち込む姿に、すぐには無理だが…と見守ります
というわけで、待て次回。

テーマは「あきらめない」と「無駄なことはない」でしょうか。
のぞむ少年が逆上がりはまだできないまま…だけどがんばる姿に夕日が重なる絵が良い感じ。
こういうラストも良いなと思いました。
ややさめてるというか、「やっても無駄」「できなくても勉強さえできれば」とあきらめてさっさと現実に折り合いをつけることを覚えているのぞむ少年に、「無駄なことはない」「あきらめない」ということを感じさせるのは、見ていてほっとします。
いや、努力が実らないことも現実にはもちろんありますが、それも含めて無駄じゃないといってくれてるのかな。

レッドのライバル…らしいデプレタは第1話登場時にレッドの腕に傷を負わせてましたが…治ってないんですね!?
癒しの天装で痛みを抑えてきたって…治らないんですね!?
これは何か意味があるのかなあ…ウォースター幹部の剣には護星天使にも治せない毒が…???
何だかわかりませんが、1ヶ月以上たっても治らないようです。

まだ6話なんですが、先週のシーイックブラザーズにつづいてランディックブラザーズ登場…。
ものすごくペースが早いというか…何が出てきたのかさえよくわからないんですが…。
ブラザーズってコトは、一纏め…十把一絡げ認識でOK!ということなんでしょうか???
ペースが早いとかいう以前の問題かも…。
魔法と同じで気合いを見せるとブラザーズが応えてくれるみたいですね。
先週もでしたが、気概を見せるところに好感が持てると、唐突なカード出現も自然に見えますねえ。

一番残念だったのは…先週の頭脳戦でブレドランの智将ぶりにうなってたので、デプレタが幹部としてどんな作戦を見せてくれるかと思ったら…スピード一番!以上!!だったこと(苦笑)。
韋駄天の足を生かした作戦とか、スピード以外の特技はなかったのがねえ…。
もうちょっと技ありだったら、気持ちももっと盛り上がったんじゃないかと思って残念です。

そして、天知家では今日もお父様は登場せず…残念…!
息子のコンプレックスに、お父さんが全く絡まないってのがまた残念です。
あとは…やっぱり幹部と下っ端に対して、レッド1人と他4人という人数配分でしょうか(苦笑)。
アラタがどうしてもと申し出る前から、4人で韋駄天と決めちゃったのがねえ。
ハイドが冷静に判断して…という感じでもなかったのは気のせいかなあ。
そもそもアラタにはあの時点で(他の4人と違って)勝機も特訓のポイントも見えてなかったですからねえ。
とはいえ、逆上がりで攻撃をかわすのは、わかっていてもやっぱり楽しかったです。

風水


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14 コメント

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普通は逆ですよね・・ (リタイアジャガー)
2010-03-21 14:12:42
風水さん、こんにちは。

ここで風水さんの感想読んで、なるほどと思いました。

確かに普通は幹部を傷を負った1人に任せるのはおかしいというか、絶対しませんよね。

デレプタの立ち位置も微妙・・
ウォースターは個人の名誉を重んじる組織かな・・と解釈でもしないと納得できない作戦ばかりだったのですが、2人で挑むならば、普通はここで決着つけないのかな・・と思うのですが・・

熟した獲物を刈り取る・・という性格はわかるのですが、立場としては職務放棄に近い行動をとっていて、特にお咎めなし?自由すぎます。

私はゴセイジャーはNH○の教○テレビ系の戦隊だと思う様にしたので、そういう視線で見ると全く問題ないのですが・・(苦笑)
Unknown (ちょびりん)
2010-03-21 19:17:42
風水さん、こんばんは。

「逆上がりができない」は、鉄板ネタでしたね。昭和の匂いが…。でも、望が努力することに価値を見いだせない姿は、まさに現代の子どもたちだなあと思いました。
最後が望が特訓をしているシーンで終わったのにはなるほどと思いました。ご都合主義的じゃなかったですね。

一人でデレブタと対する手負いのアラタ。アラタを倒せるのに倒さないデレブタ。デレブタは、ある意味十臓?どうしてゴセイレッドをライバル視するのでしょうかねえ。

アラタの怪我の状態が判明した後のハイド達のデレプタらに対処する相談が、もっと深まればいいのになあと思いました。例えば、怪我をおして戦いに出ようとするアラタを必死で止めるんだけど、アラタがデレプタに対しての自分の強い思いを話し、残りの4人がそれを理解して、自分たちは特訓することにするとか。だめですかねえ。そのほうが、もうちょっと話の内容がスッキリすると思うのですが。なんだか、いつもあっさりなんですよねえ。肝心要のところが。

コックピットに一人だけ生身のアラタが乗っているのが面白かったです。
ランディックの新しいカードが出て来たのには私も驚きました。来週のアグリの回でもよかったのでは?毎週新しいアイテムが出て来るので、ちっとも覚えられません。カタカナだから?(苦笑)

データスは、いつの間にどうやって戦いの中継ができるようになったのでしょう?その説明ってありませんでしたよね?ありましたっけ?

先週よりも、またもや突っ込みどころが多くて、もやっとしながら見ました。

エリの演技が気になるんです、私。(あまりいい意味じゃなくて。)そして、博士はいつ登場するのでしょう!?→毎回言ってる(汗)

教育番組としてみるとOKなんですよねえ (風水)
2010-03-21 22:37:53
リタイアジャガーさま

コメントありがとうございます!
そうなんですよ、のぞむ少年のあきらめる理由を簡単に見つけて自分に折り合いつけてしまう行動への教育としてみるなら、ラストシーンも含めてOKなんですよねえ。
メッセージ性も良いと思います。

が、戦隊モノとしてみると「勝ちたいならこれはないよ…」と思っちゃったんですよ(苦笑)。
このあたりのツッコミどころありありの甘さが、ゴセイジャーの個性なのかもしれませんが…つい突っ込んでしまいました。

デレプタの立ち位置も何だか不思議ですよねえ。
モンスドレイクからは絶大な信頼を得ているようだけど、地球征服を急いでる風でもないし、失敗してもあまり悔しがる感じもないし、モンスドレイクに申し訳が立たないというわけでもない…?
純粋に勝負が好きな十臓タイプなのか…ここでウルザードは違うなあと思ったあたりがまた微妙です(苦笑)。
定番中の定番ですよねえ逆上がり (風水)
2010-03-21 23:05:23
ちょびりんさま

コメントありがとうございます!
逆上がりはやはり昭和の香り漂う,こども向け番組の定番ですよねえ。
定番ネタだけど、今回のラストシーンは良い感じでしたねえ。
すぐには実らなくても、努力することの大切さがじんわり伝わってきました。

デレプタのスタンスは十臓っぽいですよねえ。
もうちょっとアラタを育てようという感じだったらウルザードなんでしょうけれど、ちょっと違いますよねえ(苦笑)。
このあたりは今後もひっぱりそうですよね。

韋駄天対策とデレプタ対策のあたりがねえ、ちょっと残念でしたよねえ。
ゴセイジャーは悪くないけどここがもうちょっとこうだったら…というか、ゆるいというか、ちょっとぬるいんですよねえ。
これがゴセイジャーの持ち味なのかもしれません。

コックピットでアラタが変身解除して、ゴセイグレートが飛べない!というのは、思っても見なかった展開だったので驚きましたねえ。
今回の巨大戦はかなり新鮮というか、驚きの連続でした!
新アイテムが多すぎてそもそもなんなのかさえわかっていませんが、前回と今回の登場はあまり違和感がありませんでした。
でも…もうちょっと覚える時間が欲しいですよねえ(苦笑)。

データスについては、お父さんが登場したら説明してくれるんじゃないかと思うのですが…お父さんはいつ登場するんでしょうか?
毎週楽しみに待っているのに、全然登場がないんですよねえ。
待ち遠しい限りです。

戦隊シリーズもライダーも、新人さんか限りなく新人に近い役者さんがほとんどなので、演技については成長に期待ですね。
というか、シンケンジャーは皆さんかなり演技レベルが高かった上に、1年間の成長ぶりが半端じゃありませんでしたからねえ、そのレベルを今求めるのはさすがに酷かと(苦笑)。
1年間ですから、上手くなるのはこれからですよ、きっと。
それに、まだほんの序盤ですしねえ。
エリについて (ちょびりん)
2010-03-21 23:27:35
風水さん、お返事ありがとうございます!

エリの演技についての言葉が少し足りなかったので付け足しますね。
戦隊物の役者さんは新人に近い役者さんたちですから、私も、毎年演技の成長を楽しみにしています。シンケンジャーは、本当に最初からレベルが高かったですね。

で、エリの演技なのですが。
役の設定上、ああいう演技をせざるを得ないのか?というのが疑問なのです。もうちょっと、なんというか…キャピキャピしてなくてもいいのでは?と思ってしまいます。楽天的なスカイック族とはいえ、学芸会でよくやる仕草が多い気がするので、演出上もう少し何とかならないものかと…。

偉そうなことを言ってすみません。
これも好みの問題でしょうね、きっと。
これから話が進むにつれて、エリの演技も変わってくるのを期待したいです。
天使設定ですからねえ (風水)
2010-03-22 00:32:56
ちょびりんさま

再度のコメントありがとうございます。
ああ、なるほど、そういうことなんですね!
失礼しました、とんちんかんなレスですみません(苦笑)。

エリは…設定の問題もあるかもしれませんねえ。
そもそも天使設定で、他のメンバーと違ってまだスカイック族の共通項らしい楽天性と歌が上手いことくらいしかエリにはエピソードがないんですよねえ。
まだエリらしさが何なのかは、キャストさんもスタッフさんも作ってるところなのかもしれませんねえ。

かくいうワタクシ、実はエリとモネを服の色以外では未だに見分けられません(苦笑)。
まだ2人の顔の見分けが付かないんですよ…笑えませんわ…。
男性陣は髪型と髪の色で見分けてます、ええ、顔は…たぶんまだわからない気がする…。
ひそかにのぞむ少年登場のシーンで、エリが話しかけるまで今回のゲストキャラかと思ってたのは内緒です(苦笑)。
Unknown (ディメイズ)
2010-03-22 17:13:32
風水さん、こんばんはー。

今週はアラタの役者さんの演技に驚きました。
のほほんとしている感じから一変して迫力があったというか……

デレプタの特徴は自慢の素早さと……後は毒とかの症状系でしょうか?
一話のあれからかなり時間が経っていると思うので、そんな感じがするんですが……どうなんでしょう?

とりあえず今週の一番の注目ポイントはゴセイグレートの全力疾走でしょうかね。
飛べなければ走ればいい!という発想の転換がステキでした(え
良い顔してましたねえ (風水)
2010-03-22 21:46:37
ディメイズさま

コメントありがとうございます!
今週はアラタがこれまでと違って強い表情や強いセリフを出してくれましたねえ。
おかげでアラタは見分けが付くようになりました(大問題だろ私!)
ヒーローらしいきりっとした良い顔してましたねえ。

デプレタはスピードの他にも毒を盛ってたりするんでしょうか。
第1話からの時間を考えると、全く治ったように見えないので…これが伏線なのかノリなのかが判然としません(苦笑)。
でも、デプレタにつけられた傷からは毒が体をむしばむ…という設定だったりするとかなりハードですよねえ。
何かの伏線なのか、それともこのままスルーなのかが気になります。

ゴセイグレートの全力疾走!
あの絵には細かいことを全て振り切ってしまうようなパワーがありましたねえ。
ええ、飛べなければ走ればいい!というランディック兄妹の気概にしびれました。
これならランディックブラザーズが来てもOK!と思えるような突き抜けた感が爽快でしたねえ。
こんばんは! (sorcerer)
2010-03-22 22:36:45
風水さんこんばんは!

徹底してプレスクール向けに作って行くのかな?
と思えるような内容でした!
わたしは、こういうのも面白いと思います♪

いつもはポヤーっとしてるアラタが
意外と頑張り屋さんな事が分かって、感心しました!

人数配分やら逆上がりで敵倒すとか
ちょっとビックリしたところもありますが、

ゴセイジャー、なかなか面白いと思います♪
確かに,わかりやすさ重視ですしね (風水)
2010-03-22 23:10:25
sorcererさま

コメントありがとうございます!
たしかに、就学前の用事に分かる作り重視!という感じです。
だんだんなじんできて、これもアリだなあと思えてきてます。
面白いんだけど、もうひと味!とは思ってしまいますが(苦笑)。

今回はアラタが予想以上にしゃきしゃきしてましたねえ。
天使は地味にがんばるんだ…というのが良い感じです。
でもまあ、あの人数配分は今も納得いってません(苦笑)。
逆上がりで攻撃をかわすシーンは「こう来るか!」と感動したんですけどねえ。

はい、先週以来だんだんゴセイジャーの楽しさが分かってきた感じです。
このゆるさというかぬるさも、ゴセイジャーの味なんでしょうねえ。
それを踏まえて楽しむのが正解だろうと思います。

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