松下幸之助<一日一話>
2月17日 死も生成発展
PHP総合研究所のWebサイトに松下幸之助の考え方ついて、キーワードとなる考え方についての解説がある。
死もまた生成発展
松下幸之助は、『新しい人間観の提唱』の冒頭で、「宇宙に存在するすべてのものは、つねに生成し、たえず発展する。万物は日に新たであり、生成発展は自然の理法である」と述べている。こうした宇宙観をもつ松下幸之助は、人間が生きていくことはもちろん発展の姿だが、人間が死ぬこともまた生成発展の1つの姿であるととらえていた。つまり、人間が死を恐れ忌みきらうのは人情としては無理のないことだけれども、生成発展の原理にめざめれば、死はおそれるべきことでも、悲しむべきことでも、つらいことでもなく、生成発展の一過程にすぎず、また万物が成長する1つの姿であることがわかってくる。死も厳粛な喜びとなる、と達観していたのである。
どうも一個人の人生についての考え方ではないようである。 世の中における人生の意義というか、かかわりをといているようである。
そうやって考えると、私の死は生成発展につながるのでしょうか
とてもそうは思えない。せめて、死して発展と思えるように、今を生きないといけないってことかな。
「死にも厳粛な喜びを見出せる」そんな風に悟れる日がやってくるのだろうか・・・