道をひらく

自分の歩んでいる、この道。その道すがらに感じたことを、そのまま綴ってみることに・・・

『RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語』を観ました(パート3)

2010-06-09 07:40:44 | テレビ・映画

筒井肇が、大企業の京陽電器でバリバリ働いていた時代。多くの家庭を顧みない企業戦士と同様に、がむしゃらに働いてきた。

その代償が、妻の由紀子や娘の倖と気持ちが通じ合わない事に。そして、由紀子はハーブショップの経営という夢を追いかけるが、夫とのすれ違いに悩み。就職時期を迎え将来の仕事に悩む娘の倖も、どんどん離れていく。

島根に暮らす肇の母親が病気で倒れた時。
肇は、なんとか島根にはいくのだが、気になるのは仕事の事。
由紀子も、気になるのは軌道に乗り始めたハーブショップの事。

明日、島根に行ってくると言った肇に由紀子の言った言葉は「あなた、仕事お休みして大丈夫なの?」でした。

そんな、両親をみて倖の言った言葉が「そんなに仕事が大事なの?」でした。

 

何のために仕事があるのでしょう?
何のために働くのでしょう?

私も、「仕事と私と、どっちが大事?」「仕事と家庭と、どっちが大事?」という言葉を何度きいた事か。言った本人も、比べるものではない事は分かっているのですけど、そう言いたくなる。

 

人生にとって本当に大切なものは?

残念ながら、私はまだ分かっていません。

倖が言った言葉、「おばあちゃん、一人なんだよ。おばあちゃんよりも、仕事が大事なの」。ちょっと、心が痛いです。

 

でも、私は本当に大切なものを分からないで過ごすのかも知れません。多分、失ってから気がつくのかな。

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