アニメちゃんぷるぅ

アニメ漫画等。日本が世界に誇るメディアについてを独断と偏見で徒然書く。主にアニメ視聴ブログ…に最近なってないですね。

エル・カザド 第21話

2007-09-21 23:54:05 | エルカザド
エル・カザド 第21話「羽ばたく女」

ブルーアイズさん。覚醒の話。

冒頭議長さんからお仕置きされてるブルーアイズさん。
とてもエロスです。
「あなたには失望しました。ブルーアイズ。」
と議長。声は三石琴乃さん。NOIRの頃が懐かしい。
「エリスを捕獲するには、まず邪魔者を排除すべきである。それが、我々の結論です。あなたにナディ抹殺を命じます。方法はそちらにまかせます。ただし、守るべき条件が一つ。この任務は、あなたが直接任務を遂行するのです。」
ということでブルーアイズさんが自らの手でナディを抹殺することに。

道端にいるL.A君。今日も気持ち悪いです。
そこにお花をたくさんもった少女がきます。
L.A君。気持ち悪い発言して、少女を汗タラタラ状態にします。

そしてピアノ線を引き。アー!

エリスとナディ今日も旅路を行きます。
花輪のオブジェを見つめてます。
どうやら変態君が作ったもののよう。
意外だねといった表情の2人。

そこに先ほどの少女が。生きてたのね、良かった。
少女はナディたちにこれを作ったひとの知り合いですか?と聞いてきます。
ナディは頷き、エリスは否定します。
そりゃ変態野郎だからエリスの気持ちも分かります。
ナディが肯定するのって。

少女はL.Aが少女が売ってた花を全部買ってくれたと言います。
これまた、意外といった顔のナディ。

歩きながらL.Aについて話すナディ。
エリスは不機嫌顔です。
ナディちゃん。空気呼んで。
それでも、L.Aの話をするナディさん。
エリスちゃんついにキレてしまいます。
その様子に気脅され黙るナディ。

一方のブルーアイズさん。部下の人と話してます。
狙撃練習中。
ダメ工作員のブルーアイズさんの実力の程は如何に。
なかなかの腕前のようです。

「なぜ私に狙撃を命じたか、わかる?」
とブルーアイズさん
「私達の不甲斐なさが原因かと。」
なんて謙虚な部下なんだ。
で、何故かプールなんだな。
セクシーだけど意味分からん。
ブルーアイズさん眼鏡とると本当印象変わって美人さんになるね。

「恐らく、上は私を疑っている。」
「どういうことです?」
「私がエリスの捕獲作戦を故意に引き延ばしていると、その審議の為に、私に狙撃を命じたのよ。」

驚く部下さん。本当いい部下です。

女部下2号がエリス達を追跡してるので、報告を受けるブルーアイズさん。

コンドルを捕まえようとしてるナディとエリス。
なんでそんなことしてるの?といった表情のブルーアイズさん。

実は2人はしょうもない詐欺師に騙され捕まえようとしてたのです。

そんな2人をスナイパーライフルのスコープで見てるブルーアイズさん。
2人の仲睦まじくバカらしい光景の一部始終を見てます。

集音機をセットし、2人の会話を聞くブルーアイズさん。
狙撃チャンスをみすみす逃してる彼女。
やっぱりダメな人?
というかやる気なし。

ずっとコンドルが下りてくるのを待つ二人。
エリスは待ちつかれ寝てしまいます。
空を優雅に飛ぶコンドルをみてエリスは私もあんなふうに飛びたいなと言うエリス。

それに頷くナディさん。
「もしも羽があったら、行きたいと思うところに自由に行けるんだから」
ナディの言葉に反応するブルーアイズさん。自由という言葉に反応したみたい。

「自由。ナディはどこか行きたいところがあるの?」
「うんんん・・・。よく考えたら無かった。えへへ」

「お世辞にも建設的な人生とは言えないわね」とブルーアイズさん

「でも、行き先なんてどこだっていいの。だけど、一人旅だけは無し」
「誰かが一緒じゃないとね。」

一人は嫌というナディの根底にある部分が覗いた言葉です。
「誰かって、私のこと?」と聞くエリス。
「死んだって教えない。」
断るナディ。
「教えて?」
「い・や・だ」
「ああ!」
「ど・お・し・て・も」
「お・し・え・て・く・れ・て・も・い・い・と・お・も・う」
「長いよ」

仲いいな。微笑ましい。

そして沈黙時間がゆったり流れてきます。
いつしかブルーアイズさんは2人の会話を聞き入っていました。
この人も寂しがり屋なのね。
すると、

「ブルーアイズ!」
とナディの叫び声が聞こえます。
驚くブルーアイズさん。
「あんたなんかに、エリスをわたさないから・・・」
スコープを覗くとナディは寝てる様子。
寝言のようです。
びっくり損のブルーアイズさん。

エリスはブルーアイズって誰?と尋ねます。
ナディはばつが悪そうに誤魔化そうとします。

「この前、私を連れて行こうとした人?」
「そうだよ。」
「どんな人?」
「知りたい?」
「うん」
「だったら、教えてあげる。と・・・言いたいとこだけど、仕事絡みの付き合いしかないから詳しいことは良く知らないんだよね。それでもいい?」
「うん。」

乞われ話すナディ。
「あの女はね。一言で言ったら、頭真の中に歯車がギッシリ詰まってる機械女ってところかな。頭はいいんだけど、死ぬまで幸せには縁遠いってタイプだと思う。」
とかなり辛辣なことを言うナディさん
「言ってくれるわね」
ブルーアイズさんみるみる不機嫌顔になっていきます。
「おまけに、卑怯者だし。私の銀行口座使えなくしたでしょ。ああいう奴って、きっと友達少ないんじゃないの」
ブルーアイズさんキレそうです。

「言いたい放題。」
とつっこむエリス。
「だって、しょうがないもん。お互い住む世界違いすぎだもん。向こうは組織にどっぷり浸かった人間だし、こっちは、明日をも知れぬ自由気ままな賞金稼ぎなんだから。」
そんなナディをエリスは『鳥』と喩えます。

とコンドルが水を飲みに地面に降り立ちます。
動く三人。
ブルーアイズさんは照準を合わせます。
「確かにあなたの言うとおり、私はちっぽけな歯車の一つに過ぎない。でも、あなたは間違っている。例え組織の一員であっても叶えたい望みはある。いつか、辿り着きたいと願う場所がある。自由は、あなた達だけに与えられた特権ではないわ。」
一人愚痴るブルーアイズさん。

照準を合わせ、引き金を引こうとするブルーアイズ。
しかし、ナディの前にエリスが立ちます。
エリスが邪魔で引き金が引けないブルーアイズさん。

コンドルを捕まえた二人。エリスはじっと見つめ逃がします。
「飛んで、飛んで!」
とエリスは言い。蒼穹に吸い込まれるように舞い上がっていくコンドルを見つめます。
つられ、ブルーアイズさんも見つめます。
Bレディに声を掛けられ現実に引き戻される彼女。
慌て引きがね引こうとしますが。
スコープに映り飛び込んできたのは。
逃がしたのに笑顔のナディの姿。
その笑顔が引き金を引くことをためらわせます。

何かの決意をしたかのように引き金を引くブルーアイズさん。
響く銃声に宙を舞う、議長と連絡を取り合う為の携帯。

「ブルーアイズ・・・」
銃声の方向を警戒しみるナディとエリス。
そこにあったのは空を舞う鳥を清々しく見つめる一人の女の姿。

何かを吹っ切ったようです。ブルーアイズさん。

「私は決意した」(心の声)

部下に別れを告げるブルーアイズさん。夕陽が映えます。

「私は魔女の末裔。それもエリスのような遺伝子工学で生み出された人工生命体ではない。本当の魔女よ。でも、私は肝心な力を使うことができない。元から存在しないのか、ただ眠っているだけなのか、それすらも分かっていない。エリスがあの場所に到達することで、最終的な覚醒を迎えるとしたら、私にもそれ起こる可能性はゼロではない。」
「初めからエリスを捕獲するつもりは・・・」
聞くBレディ。
「最初は迷っていたわ。いいえ、さっきまでずっと迷い続けていた。でも、もう決めたの。私もあの子たちと同じように、自分の道を生きるって。」
「そんなことをすれば命を・・・」
「だから、あなたたちを巻き込むわけにはいかないの。今日までありがとう。」

そういって自分の道を歩き始めようとした。ブルーアイズさん。

一方ナディたちはリカルドさんから事の真相を聞かされます。
騙されてたなんて!と一人怒りをぶつけてるナディ。

「ブルーアイズって人。」
と呟くエリス。
「うん?」
「綺麗な目をしてた。」


「籠の中の鳥は、所詮籠の中でしか生きられない。」

終了です。

なんともいい難い話でした。
ブルーアイズさんの心の中は分かったって話かな。
実は純粋な魔女だったとは。

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