■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ アクション・シューティングゲームの“ツクール”風ソフト 「ZGE」

2008年08月09日 | ◇◇ ゲーム・アニメなど ◇◇
 現在、ゲームを作る環境と言うのは結構あり、規模が小さければ気軽に

作れる時代になりました。

 まず、開発言語に関しては、Direct-X SDKなどと親和性のあるマイクロ

ソフト社のVisuat Studio のフリー版(むしろ自社のSDKと相性が悪いと

意味が解らない...。)と言うモノもありますし、単純に

 Java
 C++
 C#
 
などであれば、開発言語そのものは無料で入手可能です。

 そういう意味では、ある種プログラムが気軽に行える環境があると言え

るのかも知れません。

 また、現在のようにマシン速度が高速になっていると、コンパイラ走ら

せて実行形式にしたモノでなくても、ブラウザのスクリプト処理が高速に

なっていれば、JavaScriptやVBScriptなども相当高速に機能するはずです

から作ったけど重たいと言う状況にはならないかも知れません。

 また、XNAのようにWINDOWS環境であれば、作ったゲームをフツーに遊べ

ると言うXBOX開発用のライブラリもでていますから作る環境という意味で

は間口は広いといえます。

 ゲーム製作の場合、プログラミングして組んで行くと、恐ろしくややこ

しい事をやっているので、確実に理解が深まるのですが、プログラミング

と言う段階で敷居があり、気軽さもないので難しい物となってしまうので

すが、製作ソフトウェアと言う物も存在しています。


 『 ツクール系 』


のモノがそれにあたるのですが、現在では、PC環境のみですが、フリーで

ゲームを製作できるモノがあります。


  『 ウディタ 』


などもその一つですが、シミュレーションRPGを製作できるソフトだったり

アドベンチャーゲームを製作できるモノだったりと多種多様なモノがフリー

で配布されています。

 グラフィックやサウンド、そして基本的なゲームシステムなどは自分で

考える必要がありますが、ライブラリに入った関数の呼び出しなどを覚え

たりすることもなく(ただ、現在のフリーウェア・製品の双方である程度

覚える事がいくつかあります。)作れるというのはかなり作業負荷は軽い

モノとなっているように思います。

 そんなフリーのゲーム製作ソフトですが、 『 窓の社 』 にてアク

ションやシューティングゲームの製作が可能なソフトが紹介されていまし

た。

   『 ZGE 』 (フリーウェア)   

と言う


  ・ Windows 2000
  ・ Windows XP
  ・ Windows Vista
  ・ Windows Vista x64


に対応するフリーソフトでなのですが、このソフトでは、


  ・ シューティングゲーム
  ・ アクションゲーム


といった2Dゲームを作成できるようになっています。

 この手のソフトは結構あるのですが、このソフトはちょっと他のソフト

とは違い、


  『 プログラムコードを記述せずに制作できる 』


と言う特徴を持っています。

 このソフト動作にはDirectX 9.0以降が必要となっており、マイクロソ

フト社からダウンドードする必要があり。ソフト自体は作者のWebサイト

からダウンロードできるようになっています。

 同ソフトは、


  『 ZG-Editor 』 : ゲームを作る
  『 ZG-Engine 』 : ゲームを実行する


で構成されており、制作したゲームは


 『 ZG-Engine 』


と合わせて自由に配布可能となっています。


 ゲームの素材には

 ■ 画像


   BMP形式
   PNG形式
 ■ 音声


   WAVE
   WMA
   MP3
   MIDI




を利用でき、完成したゲームは秒間60フレームで動作するようです。

 製作するZG-Editorですが、

 ■ ZG-Editor


    ゲームのタイトル画面やプレイ画面などの各シーンに、
   “イベント”を配置することでゲームを制作していきます。

    イベントには、

     ・ キャラクター
     ・ マップ
     ・ パーティクルを描画するもの(弾や爆発など)
     ・ アニメーションやスクリプトなどを実行するもの

    
   があります。これらをイベントリスト上へ配置して、順番に
   処理させていくことでゲームを動作させる仕組みになってい
   ます。

    各イベントには、2Dゲームを制作するうえで必要な処理が
   あらかじめ用意されており、各項目に値を入力して当たり判
   定の範囲を指定したり、アニメーションの画像を選んだりし
   て、ゲーム制作を進めていきます。

    またスクリプトは、メニューから処理を選ぶ形式のため、
   自分でプログラムコードを記述する必要はありません。



と言うモノになっています。ある種直感的に作業が行えると言えるのかも

しれません。

 制作したゲームは、イベントを保存したあと、メニューウィンドウの


  [実行]ボタン


を押すことでの動作を確認する事が可能で、実行の際は、


   ・ ウィンドウモード
   ・ フルスクリーンモード


の2種類から実行方法を選択できます。

 本ソフトでは、


  ・ そのままプレイできるサンプル
  ・ 詳細なチュートリアル


が用意されており、チュートリアルでは、シューティングゲームを実際に

作り上げるまでの作業が画面キャプチャーつきで解説されており、ゲーム

開発初心者は、この手順をそのままなぞることで、実際に自分でゲームを

作り上げる過程を学ぶことができるようになっています。


 ■ 関連サイト


   mu:die
   http://www2u.biglobe.ne.jp/~nemojun/



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