■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ とりあえずレビュー  ( Ulead Video Studio 12 Plus )

2009年02月01日 | ○ Software
 ここで、【 Ulead Video Studio 12  】 の名前を出したので、少しこのソフトについ

て振れておこうかと思います。

 まず、このソフトですが、FLVなどのモバイル形式に対応したモノが使えるPlusと言う製品

と、そうでない製品があります。現行では、 【 Ulead Video Studio 12 Plus 】 が最新

です。

 このソフトは大昔は 【 寝込んでしまいそうなデザイン 】 だったのですが、今は洗

練されらしい作りになっています。コンシューマ向けの製品なので、マルチトラック構成で

はなく


 ■ ムービー(動画)トラック x1
 ■ オーバーレイトラック x6
 ■ タイトル用トラック x2
 ■ ナレーション用トラック x1
 ■ BGM用トラック x1


となっています。通常のソフトがマルチトラックだったり、無制限トラックだったりするの

でそうしたソフトと比較すると少しユーザー側が考えて使い切る必要があります。

 この製品では、モバイルで、

 ■ PSP
 ■ iPhone


などの設定があり、しかも3gp,3gp2の出力が可能となっています。

 面白いことに、3gpは2Mbpsまで振ることが可能で(と言うか、キャリア依存しますよね。

これって...。)AACなども使えるので、結構自由度は高いです。

 MPEG-4ですが、MAIN Profileまでで2Mbpsまでと結構制約がある感じでした。(と言うか

ffmpegを使った4096kbpsと言うのが異常にレートが高いだけなのかも知れませんが...。)

 このソフトでは、AVCHDなどもサポートしていますし、FLVも出力できる(あくまでも出力

だけで入力は不能)のとYouTubeにアップできるので便利かも知れません。

 基本的に、MPEG-2の場合、DVDなのか、それともPCで見るモノなのかでレートが変わるの

で(と言うか、光学メディアにはフォーマットがあるので、その範囲内でなければ使えない

と言う決まりごとがあります。つまり民生機であるDVDプレイヤーなどでは作り方を間違え

ると丸っきり再生で来ません。)

 基本的に、DVD(赤色レーザーの奴)は映像は8Mbpsまでで、それ以上のレートは振れませ

ん。ちなみに、10Mbps強しか触れない状態ですから、iframeのみのMPEGとか、イレギュラー

なフォーマットのものはDATAとしては焼けますが、PLAYSTATION 3のようにサポートした機材

でDATA乎開く感じでしか使えない訳です。

 同社のMovie Writer があると便利なのですが、この製品では


 【 通常のDVD・Blu-Rayオーサリング機能 】


があります。つまり、


 ハンディーカム → PCで編集 → DVD(Blu-Ray)にする


と言う流れが一本でできます。

 とりあえず、DVとHDVの読み込みには、OHCI準拠のIEEE1394ポートが必要(これはPCI接続

拡張ボードでもオンボードのモノでも大丈夫です)で、それ以外はUSBで送り込む感じですか

らフツー可能で、テープを使った編集では、一旦読み込んだファイルをDVカムもしくはHDVカ

ムへと書き戻しが可能となっています。

 AVCHDですが、1440x1080と1920x1080の選択が可能となっています。

 出力に関しては


 【 HDサイズ 】
 【 Blu-RayやDVDなどのメディア 】
 【 モバイル 】
 【 ネット 】

と言う感じなので、圧縮率が高いモノは結構レートも抑え気味になっています。

 一般の用途には充分耐える感じですし、工夫次第では面白いと思いますが、機能を要点だ

けまとめても228ページに渡るマニュアルがあるので、その点で挫折しなければ大丈夫かなと。

 モノ的にはかなり直感的に操作できるモノなので構えて使うようなものではないのですが、

使っていくと多機能っぷりがだんだん解ってくる製品かなと思います。

 ちなみに、DVDではチャプターを動画のどこに置くかを設定できたり、タイトルも、チャプ

ターだけでなく文字のボタン(ナビゲーションをテキストから選択できるようになっていま

す。)が利用できます。

 便利な機能としては、チューナーボード(アナログ放送限定になりますが)で録画した番組

のCM検出機能があり、トラックにおいた動画を右クリックし 【 ビデオの複数カット 】 

の項目を選択肢し、その中のCM自動検出を選択すると90%の確率でそれを切り取ってくれるよ

うです。

 操作した感覚ですが、


 Pentium 4 3.0EGHz (HT有効)
 512MBx2 DDR 400 (Dual ch)  
 GeforceFX5200 128MB DDR
 

と言う環境でSD解像度のモノを扱ったのですが、少しこの環境では荷が重いかも知れな

いなと言うのは感じました。

 Core2Quad に最適化されているみたいなので、Coreテクノロジーを採用した製品のほ

うが挙動はキビキビしていると思います。

 






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