チビ、移送

手乗り文鳥のチビ。
旅に出ることになり、移送用の小さいかごに、入らねばなりません。
チビ、準備せよ。



「ピッ（えぇ〜）」



片足を引っ込めて‥



「ピッ（運んでっ）」
準備完了。チビは、風呂敷包みになります。

チビ、落ち着かない

手乗り文鳥のチビです。
飼い主が動かないので、気にしています。



「ピッ」
飼い主は、この、くねーっとやる姿が好きです。



「ピッ ピッ ピッ（見た？ なぁ、見た？）」
チビも、分かっています。

よっしゃ

水浴びをして気合いを入れてきた、男前な手乗り文鳥、チビです。



かーっ、と、やります。



胸毛も、整えます。



「ピッ（完璧っ）」
いやいや‥

チビ、疲れた

連休明けで疲れてしまいそうな飼い主の、代わりに疲れてくれた、手乗り文鳥のチビです。
でも、寝てばかりではつまらんよ、チビ。



「ピ（んー）」
手乗り文鳥たるもの、飼い主への愛想が優先。と、がんばるか。



「・・・」
眠たさ優先です。

チビ、みどりの新聞

去る祝日、みどりの日の、一面がきれいな緑の新聞を、チビの鳥かごに敷きました。
チビ、森の中ですよ。



「チュッ」
おっ、森林浴か。



「・・・」
そう。伸びを、したくなるでしょう。



「ピッ」
・・飽きるの早いな。