神聖・河豚公国(しんせい・かわぶたこうこく)

Youtubeの、『チャンネル桜』の『青山繁晴が、答えて、答えて、答える!』が面白い。1本30分ぐらい。

【今回は】 Puppy Linux 4.3.1std 【3種類】

2009-12-02 13:55:00 | ふるい記事
Puppy Linuxがバージョンアップされてナンバーが4.3.1となった。
カーネルを新しいものに差し替えたもの(マルチプロセッサ対応版)、従来と同じもの(スタンダード)、更に少し前のもの(レトロ)と3種類公開された。

河豚公国はスタンダードをCDに焼いたてとりあえず試してみた(CD-RWにも焼いたわけだが、これは後々レトロで使うかもしれない。マルチプロセッサのCPUは現状では持ってないので、ほとんど恩恵は受けられないと思うから様子見)。

いくつかの場所で、「なぜ?」と首を傾げる場面があった。
特に、ブート時の画面の解像度を決定するところで、「Tabキー1つ入れ忘れたんじゃないかな?」というミスを見たときは、スタンダードは相手にされてないのかなぁ? と ガッカリした。

実害が発生するわけじゃないから別にいいけど。
安定性は相変わらずすごくて、単純な作業に関して言えば、「命預けてもいいかな?」って思えるのだけれど、「ディスクの空き容量」というアイコンを押してみたところ、CD-RWがなぜかDVD扱いで3G以上余裕で空きがあるとか表示されたときには、ガッカリした。

初めて試した機能なので従来がどうだったかよく分からない(試せばわかるけど……これは、健忘録みたいなものなので、積極的に怠けてもいいかな?)。

後のところは、いつもの安定したPuppyでした。
気がついた範囲というか、気がつかなかった範囲では問題ありませんでした。

心なしか軽くなっている気もします。

Puppyの何がすごいかって、Winodows98当時のUSBだけはおっかなびっくり付けてみたけど、これ流行るの? 的なマシンが見事に再生されてしまうというところ。
しかも、多少メモリに余裕があれば(256もあれば余裕だから、128の二つ刺しとかで達成できるから、今なら中古で手に入るなら恐ろしく安上がり。通販で買っても千円未満?)。

ハードディスクにインストールしないでも、メモリに全部記憶させてしまえるので、データを拾いにいく時間が冗談みたいに速くて、古いマシンでも最新型に迫れるというところ。
そのメリットを教授できるためにはコンパクトなシステムでなくてはならないから、とにかく無駄を徹底的に省いてあること。

だから、MMX166MHzとかのマシンが充分蘇ってくれたりする。
ワード&エクセルのデータを読み書きできるアプリも標準で付いてるし。

ネットをやるときに、何も知らないと梃子摺ってしまう点はあるかもしれないけれど、これも接続というアイコンで設定することを覚えてしまえばどうってことはない(自動でそういうことをやってくれるディストリビューションはあるけれど、そういうのを常駐させると負荷になるからやらないんだと思う)。

そんなこんなで、Windowsがバカバカしくなる所がいいのかな?
タダだしね。フォントも綺麗だし。
プログラミングとかの環境が欲しければ、簡単に追加できるし。

マイクロソフトも、Windows98を拡張して軽量化を図ったようなOSを無料で配布するとかしておけば、Linuxの増殖を妨害できたかもしれないのに。
Windows7はそれなりに評価されているみたいだけどさぁ。
OSもPCも使い捨てにするっていうのは、なんか違うと思うんだよなぁ。

Puppyは、思想的にマイクロソフトの対極にいるんかなぁ。
かたや、CD1枚焼けばOK。CDで起動させて使いたいマシンが複数あるなら、台数分焼けばいいだけ。
かたや、1台につき毎回ン万円支払わないとだめ。

PCは、PCとして求められる仕事ができればいいんだもん。
同じ事が同じ手間で出来るなら、価値は同じだよ。


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