多摩川サイクリングロードの車窓から

ツーリング用のバッグあれこれ

サイクリングに行く際、ほとんどの人は少なくとも家のカギと財布くらいは持って行くものだと思います。これをズボンのポケットに入れるとペダルを漕ぐ邪魔になりやすいし、レーパンだけ履く場合はそもそもポケットがありません。
そのため、自転車用のジャージやシャツには背中にポケットがあります。ここは邪魔になりにくいですが、いかんせん背後にあるので落としても気付きにくいですし、デジカメなどちょっと重いものを入れると首が絞まる感じになって快適とはいえません。

そんなわけでロードバイク用のバッグを2つほど買ってきました。

まずはこちら、要するにウエストバッグです。自転車を漕ぐ上で、腰の周辺は動きが少ないので邪魔になりません。
バッグの構造としてはシンプルなものですが、とにかく軽いことと、ほどの良い大きさで使いやすいです。
では実際にどれくらいのものが入るか検証してみましょう。


準備したのはデジカメ、携帯、キーケース、ウィダーインゼリー、財布、レインジャケット。これを収納してみます。


割とすんなり入りました。

レインジャケットが必要になるのは山に行く場合や天候が怪しい場合くらいです。また都市部であれば補給にウィダーを持ち歩く必要は薄いでしょう。何か欲しくなったらコンビニで買い食いすればいいんですから。そういうわけで、多くの場合は写真の状態より荷物は少ないはず。条件の良い日帰りツーリングであればこれひとつで十分じゃないでしょうか。値段も手ごろですし買って損は無いんじゃないかと思います。

が、これでは容量が足りない場合があるのでもうひとつ買ってしまいました。

見ての通りのバックパックですが、かなり凝ったつくりになっています。


まずはこちら。ベルトがメッシュになっており、汗が乾きやすい構造なのがわかります。また、背中があたる部分もメッシュになっているのですが、これがバックパックに接触しないようになっています。


横から見た図。バックパックの背中側が湾曲しており、そこにメッシュが渡してあるので背中がバックに接触しないのです。このおかげで汗が乾きやすいのと、バックに大きなものや硬いものを入れても背中に当たらないので楽です。また、バッグ横にもメッシュがありますが、ここに500mlのペットボトルを差し込めます。こういった工夫は自転車以外、たとえば山歩きなんかでもありがたい機能じゃないでしょうか。


では容量の検証をしてみます。先ほどの荷物に加え、輪行袋・輪行用エンド金具・ユニクロのウルトラライトダウンジャケットを入れてみます。寒い季節に輪行して峠に行く、という状況を想定した重装備です。


あまり余裕は無いものの、特に問題なく入りました。宿泊でもしない限りはこれ以上の荷物は必要ないでしょうし、週末サイクリストには十分な容量でしょう。


では最後。クロスバイクに乗っている間、私が愛用していたバッグと比較してみます。

以前にも紹介したメッセンジャーバッグです。クロスストラップというものが付いており、自転車を漕いでいても背中側に固定できるようになっています。
構造上、どうしても右肩に負荷が偏りますし、輪行袋など大型のものを入れると背中に当たってちょっと不快なので、快適性では上述のバックパックに大きく劣ります。一方でデザイン的には街中で普通に使えるレベルなので、現在では近距離の街乗り用にしています。


バックパックとまったく同じ荷物を入れてみます。


多少の余裕を残して収まりました。収納力ではバックパックとほぼ同等といえるでしょう。写真では判りませんが、ポケットなどが多いので荷物の整理のしやすさという点ではバックパックに勝ってますね。なお、私が持ってるのはSサイズです。あんまり大きいと自転車に乗るのに邪魔になるかな、と考えてこのサイズにしています。

結論として、とにかくお手軽なウエストバッグ、容量と快適性のバックパック、街中使用に適したメッセンジャー。TPOに応じて使い分けましょう、ってところでしょうか。うむ、なんかうまくまとまった。

最近家の中がバッグだらけになってきた点を除けば。

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