6/4(日)、第4回勉強会を行いました。
参加頂いた皆様、ありがとうございました。
区民の会としては保育園の民営化の動きに対しては敢えて反対を唱えるのではなく、行政と協働し、よりよい保育環境の整備を目指して活動しております。
しかしながら、先日参加頂いた方の中から、「民営化についてはなぜそれが必要なのかという部分からしてまだ明確な理由が提示されていない。それなのに、民営化するならばという前提で話を進めるのはおかしい。」
「アンケートの結果は反対がほとんどだろう。区民の会ではその結果を踏まえ、どのように今後進めていこうと考えているのか」などの質問・ご意見がありました。
まず、民営化する事が必要であるという明確な主旨は、保護者が納得するものとして出てくる事は難しいでしょう。
民営化自体本当に必要不可欠なのか?といえば、そうではないとも思います。
葛飾区ではこの3月に民営化対象5園が発表され、事が動き出しています。
参加者の方のおっしゃるように、「今反対しないでどうする」というご意見も多々あるでしょう。
しかし、区民の会として思う事は、ただ「反対」だけで他の手を打っておかないというのは、心配だという事です。
他区の例で見ても、親の反対にあっても結局行政が強行し、かかげた期限内に(または若干先延ばしにするだけで基本的には何も変わらない状態で)民営化されてしまった園が多くあります。
行政に対して反対運動をするのはいい。
しかし、一方で最悪の場合撤回できなかった時にどうするかも考えておく必要があるのではないか。
世田谷区や北区のように保護者がガイドライン策定に動き、行政に歩み寄っている印象で進めた区もあります。
葛飾がそうすべきだと言う事ではなく、万一反対しても民営化の動きを止められなかった場合に、ガイドラインを策定することや、どうすれば民営化に際し子供達を守る事ができるのか、絶対に継承しなければならない保育の質とは何かを考えておかなければならないのではないか。
葛飾区は4年という期限を設けています。強硬に反対姿勢を示し、民営化を白紙撤回させられるならそれが一番子供にとっての負担は少ないと思います。
しかし、もし仮に撤回させられなかったら?
4年以内に必ずやろうとする行政に対し、ここからの1-2年を反対運動のみで、万一民営化が避けられなかった場合にどうすればいいのかを考えておかなかったら?
ぎりぎりになって「やはり白紙撤回は無理だった。では民営化されてしまうのであれば、こうして欲しい」というものをまとめるだけの時間的猶予が残されていなかったら?
それを行政に提示するしないに関わらず、「万一民営化されてしまった場合」の次の手として、「保育の質とは?」「民営化される場合に子供達を守るにはどうすればいいのか?」というガイドラインなりを、今この時期に考えておく必要があるのではないか。
そしてそれも、民営化に反対するのと同じくらい、子供達を守る事に繋がるのではないか?
当該園の保護者の方々は、まだ発表されて間もなく、混乱し、「民営化される前提で考えるなんてできない」という意見の方が多いのではないかと思います。
先日参加された当該園の保護者の方々も、大半がそのように仰っていらっしゃいました。
だからこそ、区民の会では「万一民営化が止められなかった場合」に備え、他区のガイドラインなどを参考に「どうすれば民営化されても子供達の受ける保育の質を守れるか」「子供達を守るにはどうすればいいのか」を考えていくべきではないかと思っています。
行政に対しても歩み寄りの姿勢をみせる事で、こちらの意図を伝え、より真剣に「子供にとって」という部分を考えてもらえるようにできれば。
そして、民営化に限らずに「葛飾の保育全体」という広い視野を持とうとする事で、当該園だけではなく、他の保護者、そして地域の方々の関心を集めていく事ができればというのが、区民の会の考えです。
参加頂いた皆様、ありがとうございました。
区民の会としては保育園の民営化の動きに対しては敢えて反対を唱えるのではなく、行政と協働し、よりよい保育環境の整備を目指して活動しております。
しかしながら、先日参加頂いた方の中から、「民営化についてはなぜそれが必要なのかという部分からしてまだ明確な理由が提示されていない。それなのに、民営化するならばという前提で話を進めるのはおかしい。」
「アンケートの結果は反対がほとんどだろう。区民の会ではその結果を踏まえ、どのように今後進めていこうと考えているのか」などの質問・ご意見がありました。
まず、民営化する事が必要であるという明確な主旨は、保護者が納得するものとして出てくる事は難しいでしょう。
民営化自体本当に必要不可欠なのか?といえば、そうではないとも思います。
葛飾区ではこの3月に民営化対象5園が発表され、事が動き出しています。
参加者の方のおっしゃるように、「今反対しないでどうする」というご意見も多々あるでしょう。
しかし、区民の会として思う事は、ただ「反対」だけで他の手を打っておかないというのは、心配だという事です。
他区の例で見ても、親の反対にあっても結局行政が強行し、かかげた期限内に(または若干先延ばしにするだけで基本的には何も変わらない状態で)民営化されてしまった園が多くあります。
行政に対して反対運動をするのはいい。
しかし、一方で最悪の場合撤回できなかった時にどうするかも考えておく必要があるのではないか。
世田谷区や北区のように保護者がガイドライン策定に動き、行政に歩み寄っている印象で進めた区もあります。
葛飾がそうすべきだと言う事ではなく、万一反対しても民営化の動きを止められなかった場合に、ガイドラインを策定することや、どうすれば民営化に際し子供達を守る事ができるのか、絶対に継承しなければならない保育の質とは何かを考えておかなければならないのではないか。
葛飾区は4年という期限を設けています。強硬に反対姿勢を示し、民営化を白紙撤回させられるならそれが一番子供にとっての負担は少ないと思います。
しかし、もし仮に撤回させられなかったら?
4年以内に必ずやろうとする行政に対し、ここからの1-2年を反対運動のみで、万一民営化が避けられなかった場合にどうすればいいのかを考えておかなかったら?
ぎりぎりになって「やはり白紙撤回は無理だった。では民営化されてしまうのであれば、こうして欲しい」というものをまとめるだけの時間的猶予が残されていなかったら?
それを行政に提示するしないに関わらず、「万一民営化されてしまった場合」の次の手として、「保育の質とは?」「民営化される場合に子供達を守るにはどうすればいいのか?」というガイドラインなりを、今この時期に考えておく必要があるのではないか。
そしてそれも、民営化に反対するのと同じくらい、子供達を守る事に繋がるのではないか?
当該園の保護者の方々は、まだ発表されて間もなく、混乱し、「民営化される前提で考えるなんてできない」という意見の方が多いのではないかと思います。
先日参加された当該園の保護者の方々も、大半がそのように仰っていらっしゃいました。
だからこそ、区民の会では「万一民営化が止められなかった場合」に備え、他区のガイドラインなどを参考に「どうすれば民営化されても子供達の受ける保育の質を守れるか」「子供達を守るにはどうすればいいのか」を考えていくべきではないかと思っています。
行政に対しても歩み寄りの姿勢をみせる事で、こちらの意図を伝え、より真剣に「子供にとって」という部分を考えてもらえるようにできれば。
そして、民営化に限らずに「葛飾の保育全体」という広い視野を持とうとする事で、当該園だけではなく、他の保護者、そして地域の方々の関心を集めていく事ができればというのが、区民の会の考えです。