そんな、やなな

小生ゆるキャラのマニアというほどではないが、けっこう好きであり、以前も彦根までゆるキャラサミットを見に行ったりしたことがある。


　最近は、全国各地にゆるキャラが登場していて、彦根だけでなく、あちこちでゆるキャラ集合のお祭りなんかもある。
　というところで、一部で「エロ過ぎるゆるキャラ」と呼ばれ人気を集めている岐阜県の柳ケ瀬商店街のゆるキャラ「やなな」が引退を発表したという。

　「やなな」のポイントは、まずこれが柳ケ瀬商店街の非公式ゆるキャラだというところ。つまり、元はといえば、自主的に派生したもののようだ。
　とはいえ、これがなんともビミョーな作りこみで、小生も彦根で生で見たことがあるが、ゆるキャラというよりも、コスプレという方が正しい感じ(汗)

　写真のとおり、ワンピ姿に段ボールの頭というシンプルないでたち。中身は女性のようなんだが、結果として腕とかも見えるし、意外にシルエットがタイトなワンピなので、ウェストなどもラインがしっかり見えていた。
　そのせいか、「エロ過ぎるゆるキャラ」なんて呼ばれていたという・・・


　やななは人魚（アーケイドのマーメイド）で永遠の8歳の女の子という設定。2011年のゆるキャラグランプリで全国8位になる人気ぶりだった。
　それが、７月５日の会見で、2013年3月31日をもって引退することを発表したという。しかし・・・いよいよゆるキャラの引退も記者会見という・・・(汗)

　このニュースを聞いたとき、小生の頭の中には、中身の彼女がご結婚とか決まったのかしらんと思ってしまったが・・・考えすぎか？
　ときに柳ケ瀬といえば、美川憲一のデビュー曲の「柳ケ瀬ブルース」で一躍全国区の地名となったが、あの歌が１９６６年。

　そして「やなな」の引退の２０１３年までで、４７年となる。かなりマイナーな感じの商店街だが、この二つでこれだけ全国に知れ渡ったところってあまりないのでは・・・
　しかし、今回この「柳ケ瀬ブルース」が元歌は、「(伊豆)長岡ブルース」だったことを初めて知った。その意味では、美川憲一がいなければ「やなな」もこんなに有名にならなかったのかも。

　引退まであとわずか・・・今年のゆるキャラサミットにも出てきてくれるかな。機会があれば、必見ですぞ。