ガッツ、ガッツ・・・

はなわの歌に「ガッツ伝説」というのがある。♪伝説の男～伝説の男～である。それにしても、ガッツ石松は、たいしたものだ。アホなのか、わざとかはわからないが・・・アホを売物によく生き残っている。

　ガッツ石松は、幻の右で世界チャンピオンになったのだが、すぐにチャンピオンの座から降りた。確かに、チャンピオンだったが、それだけだ。
　実績で言えば、具志堅用高などと比べても見劣りするのは明らかだ。それなのに、これだけマスコミに出まくっている元ボクサーはいないに等しい。

　ボケ系キャラというのであれば渡嘉敷もいる（笑）。しかし、やはりガッツを超えるキャラは出せない。
　まさに、ガッツの前にガッツなし、ガッツの後にガッツなしである。もっとも、坂東英二同様、彼がプロボクサーで世界チャンピオンだったことは風化しつつある。

　ただ、そんな経歴は関係なく、ガッツ伝説はますます絶好調である。彼の語録は、伝説の中では枚挙にいとまがない。
　いわく、好きな数字は？と問われ、「ラッキーセブンの３」と答えたり、太陽が昇るのは？と問われ、「右」と答えたとかである。なんとなく、ありそうだから怖い（笑）

　その「ガッツ伝説」は本になっている。本屋で立ち読みしてしまった・・・「ほれ、韓国のペなんとかという奴、あれなんて言ったっけ？」
　「ああ、ヨンジュンですね」と聞き、「え、あいつ４０にもなって、まだイケメンやってるのか？」おいおい・・・

　やれやれである。ガッツにとっては、イケメンというのも、もしかしたら麺類のジャンルに入るかも知れないなあと・・・（汗）
　と思っていたら、スーパーで、すごいカップ麺を見つけてしまった・・・その名も「ガッツ麺」（笑）、うおっ！コンセプトが理解できない・・・いや、したくない。

　だいたい、この手のものは、とりあえず小生買ってみるのであるが、なんとなく手が伸びなかった・・・だって、うまさＯＫ牧場って・・・（脱力）
　この商品の命は短いと予想するが、幻にならないよう祈りたい。