松阪地域製造者交流セミナー

松阪地域製造者交流セミナーに参加してきました。

これは松阪市が主催していた業者向けセミナーでしたが、
一部でＭブリッジさん枠がありましたので、勝田も参加しました。


セミナー開始１０分前の様子。
会場は８割は埋まっていました。


米山氏のプレゼン


CSR情報誌オルタナの原田勝広氏と森 摂氏の対談。


正直、特におもしろかったのは、対談前の、
米山氏・原田氏・森氏のそれぞれのぷちプレゼン。

米山氏はCSRを初めて聞く参加者にも分かりやすく伝えていたし、
三重県内のＣＳＲ事例は地域別・業種別に分かれていて良かった。
原田氏の寄付に関する１９５０年代の裁判の話も目から鱗だった。
CSRを「２１世紀の最強戦略」と位置づける森氏の言葉もスッと腑に落ちた。

一流の人たちの話を聞くというのはやっぱり意味がある。
今回の講演会を通して、参加していた様々な企業が、
CSRにより興味関心をもってもらって、
三重県が豊かな街になってほしいな。



セミナーは松阪市行政ｃｈでも放送予定で、撮影スタッフもいらっしゃいました。


これから、三重県でＣＳＲが育っていく為の大きな一歩になったんじゃないかな。
広く認知度を高めながら、深く物事の根幹を訴える。

森さんからセミナー後で少し話しを伺いました。
森さんの話を聞いてて、世界観の広さを当然ながら感じました。
三重県を変えたくて、三重県のことを知ることも必要だけど、
同様に、三重県以外を見て、三重県のことを知ることも必要だなって
改めて感じました。

とても素晴らしい松阪市とＭブリッジさんの主催セミナーだったと思います。



＜＜勝田の心に残った内容C＞＞

・企業とＮＰＯの壁が低くなってきた。
(営利・非営利、公共・私益)

・プリンストン大学判決
ミシン会社がプリンストン大学に１５００ドルを寄付したことに対し、
株主が「営利企業の活動として認められない」と提訴。
１９５３年、
「企業も良き市民性を発揮する義務があり、企業の社会的責任を
果たしていくことが、企業の長期的利益につながる」との画期的判決。

・あなたの会社のＣＳＲの探し方
●社会のニーズを聞く：答えは地域にあります
●できることから始める：お金は掛けなくても良い
●「売れたら寄付」でも良い：コーズマーケティング
●「陰徳」は間違い：社会に知ってもらうのが大切

・明日からの「４Ｐ」
●People：社員・顧客らとの関係性
●Pride：コンプライアンスは当たり前
●Passion：世界や社会を変える！
●PubilicRelations：知られなければ意味がない。