悪徳さおだけ屋の手口（その２）

前回切り売りの手口を紹介しましたが、今回は値段交渉の手口を紹介します。通常値段の高い竿というのは見た目がとてもきれいで高級感があります。そういう竿はそれなりの値段で販売してますが、ここで紹介するのは安い竿を高い値段で売りつける人たちの手口です。通常竿の値段が自分の許容範囲よりはるかに高い場合は値段を聞いた段階で断れば良いわけです。それにもかかわらず買わされてしまう恐るべきテクニックです。まず、お客から声が掛かると古い竿をじゃあ持ってくねと言って片付けます。ここでまず竿を片付けることの了解をお客から取っています。次に竿は錆びない竿がいいよねえと言ってだいたいステンレスの竿を持ってきて庭の物干し台にセットします。ここで錆びない竿で良いという了解をお客から取っています。だいたいここまでの間でお客さんから値段を聞かれますが、その際、にいきゅうぱあとか、んメーター５千円とか答えます。ここでお客さんは２，９８０円とか１本５，０００円と思い、じゃあ４本頂戴とか答えます。後は作業が終わったら１１万２千円です。とか１メーター５千円で１本４メーターなので１本２万円４本で８万円です。という請求をします。ここで文句を言ってもにいきゅうぱあは２万９８００円のことです。この竿が２９８０円で買える訳ないでしょ！そんなの常識だよ。とやられてしまいます。竿引きの作業から始まり何度か了解を取りながら作業を進めているため、お客さんの方も確かに了解したという弱みが出来てしまいます。ここで警察を呼んだり怒って追い返せばいいのですが、お客から声を掛けたんだからとか、そっちが値段を勘違いしたと言われると、自分が悪かったんだからと払ってします人も多いのです。もちろん悪徳さおだけ屋は高いから買わないと言うと思いっきりすごんできます。彼らは最初から確信犯なのです。このようなさおだけ屋に遭遇されたらお金を払ってはいけません。警察を呼んで下さい。払ったお金が戻ってくる可能性は少ないです。自分から声を掛けてさおだけ屋を呼んだ場合はクーリングオフの対象外なのです。このブログをご覧の方は通販で竿を購入しましょう！
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