こらっワールドカップ

Coração da copa do mundo - ワールドカップ期間限定感想文

ブラジルがいなくなった。オランダ 2-1 ブラジル

2010-07-03 01:14:58 | 2010南アフリカ
オランダ 2-1 ブラジル 7月2日

昨日、一昨日と試合がありませんでした。今大会初めてのことです。しかし2日間ワールドカップが無かったおかげで、体の疲れが取れました。ワールドカップを見てるとはいえ1時とか2時に寝ているので、そんなに睡眠不足ではないはずなのですが、やはり夜中にガッツり集中して見るのは体に悪いようであります。

さて、前半はブラジルが夢のように素晴らしい点をあげます。メロが中盤深い位置からスルーパスを送り、ロビーニョが決めます。ブラジルには他にもチャンスがいくつもあり、ボールの1対1でもほとんど負けない。ブラジルの勝利は疑いなく、前半で寝てしまった人もいたのではないでしょうか。

しかしサッカーは本当に怖い競技です。なぜここまで変わってしまったのか、わかりません。

オランダは52分、68分とハイクロスで得点。そしてメロが相手を踏みつけて退場し、万事窮しました。とくに2点目のコーナーからの失点は、全て相手に前に入られ、ブラジルとしては完全に足が止まった状態になっていました。

ブラジルは守備の規律が極めて高く、カウンターで点を取る、従来のブラジルと違うと言われていました。そして従来よりも強いと信じられていました。しかし失点をした後は落ち着きを失い、全てのプレーの精度を失い、試合を失いました。あたかも普通のチームのように、負けてしまいました。極めて残念です。

ただし守備に軸をおくブラジルが優勝したならば、また世界のサッカー地図が書き変わっていたかもしれません。近年スペインとバルセロナが美しく攻めるサッカーで地図を書き換えましたが、ブラジルがこの戦法で勝てば「やはりカウンターこそが」といういうことに戻っていたかもしれません。逆にもしスペインかアルゼンチンが攻めて勝ちきれば、ブラジルでは攻撃回顧の大合唱となるでしょう。

ちなみに西村さんの主審はよかったと思います。難しい試合でしたが、それぞれ正確に吹いていたと思います。あれよりもっと上手く試合をコントロールできればよかったかもしれませんが、それの方法があったとは思えません、他の人が主審をしても。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。