以前、飯豊に登ったときに東に堂々とそびえていた姿が印象的だった「蔵王連峰」、その最高峰「熊野岳」1840mへ行ってきました。
直前までチェックしていた蔵王方面の天気予報も悪くなく、朝、家を出て向かった山形市までは予報どおり晴れていたのですが、近づくにつれ見えてきた蔵王連峰上部には厚い雲がかかっていてちょっと不安・・・上に上がるまでに雲が取れてくれることを期待しながら登山開始です。
'08年10月13日 飯豊連峰「門内岳」より望む蔵王連峰
'09年6月15日 同「杁差岳」より
現在地「蔵王山麓駅」から「樹氷高原駅」まではロープウェイで上ります。
「蔵王山麓駅」855m 料金は樹氷高原駅まで片道750円ですが、往復で買えば100円安く1400円になります。
「樹氷高原駅」1331m ロープウェイで標高差500mほど稼ぎました。以後は歩いて少しの間ゲレンデを登り、ユートピア第一リフトの終点地点の登山道分岐を目指します。
登山道分岐で~シュウさん
登りは樹齢300年以上の名の付いた「キタゴヨウマツ」が点在する「観松平」の松を眺めながら、左回りに行きます。
コースから外れ少し奥まった所にある蔵王一番の「天竜の松」ロープで囲われて入れないけど推定樹齢500年以上だそうです。
「ひょうたん沼」
「いろは沼 」 木道を歩きながら聞こえる鳥の鳴き声が心地良い高度を上げるほど徐々にガスが濃くなってきた。
稜線分岐の「ワサ小屋跡」 稜線に上がったらますます風も強くなりウインドブレーカーを羽織る。
ガスで視界が利かず、ペンキマークを頼りに登る。濡れるほどでもないので合羽を着ないで済むのが救いです。
「熊野岳山頂」 1840m
帽子を押さえていないと飛ばされるほどの強風ですぐ退散
熊野神社脇の「山頂避難小屋」
さすが百名山、ルートによっては手軽に登られることもあって、こんな天気でも大勢の人が登り「熊野神社」の石垣で風を避けて昼食をとっていました。
「アザミ」 ガスで全く風景が撮れないので花を撮りました。
「シャクナゲ」
標高を下げるにつれ視界が利いてきた・・・見える建物は樹氷高原駅
その向こうに今は完全に雲に覆われて見えなくなったが、下山中、雲の合間から時々「朝日連峰」が見えていました。
「瀧山(りゅうざん)」1362mと比べて見ると、大体1500m以上が雲に覆われているみたいです。
樹氷高原駅まで戻って再びロープウェイで下ります。
今回は残念ながら展望は全然見れなかったけど、晴れていれば絶対展望が良いはずなので、今度はぜひ晴れた日の「お釜」と山頂からの展望を眺めるため、我々の「リベンジ登山リスト」に加えました。
以下のランキングに参加中 記事の内容が 『良かった』 ・ 『参考になった』 ならクリック!で応援して下さい。
ブログランキング | にほんブログ村 | にほんブログ村 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます