実は今さっき病院にいたんですが、いつも待たされるから寝てたのね。
なんかうるさいなー
あ、子供がぐずってるなー
あー
あーー
あーうるせー!
しまいにはちびっこがキャーキャー泣きはじめたのでガバッと顔をあげました。
しばらく泣きわめくちびっこと、その母親の様子を見守る事にしました。
ちびっこはピープルの練習が如く足をばたつかせていました。
次第に威力と共に速度は増し、まるで魚雷のようでした。
母親はなんとか子供のぐずりを抑えようとしていましたが、この子供は違う…た
だ者じゃない!
僕は気付けば目が覚めていました。
2メートル先で繰り広げられている親子のやりとりに僕は夢中になっていたのだ。
抱きかかえられた子供はもうとれたてのキングサーモンみたいに身体全部使って
ビチビチしてました
しまいにゃ地べたに寝転がって奇声を発しながら辺りをはいずり回り始めた!
すげぇ…
僕は駄々っ子の真髄を目の当たりにした…!
小さな病院の待合室で、静寂の中
ドゴ
ドゴ
と、おちびさんのブルースは鳴り響いていました。
ドゴーーーーー…
ひいたんですかっ
ポーニョポーニョ魚雷の子ーーー
☆歩☆
いえいえ♪頭がかゆいので薬もらいにいっただけです☆笑
あーボリボリ