校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

夏休み初日~大学合格への熱い思い

2017年07月22日 05時34分43秒 | 進路講座
昨日から夏季休暇に入りました。いきなり初日から猛暑日を迎え、また予報で期待していた雨も松戸では空振りに終わり、この先が思いやられますね。何より首都圏の水源に恵みの雨が降ってほしいと思うのですが、しばらくは望めないのでしょうか。

そうした中、私自身は昨日、生徒への講義の時間を持ちました。『校長特別講座』と題して、推薦やAO入試で進学を考えている生徒に、私なりに考えていることを伝えさせてもらったのです。内容は2部構成で、1部は以前にも2年生と一部の3年生向けに実施した『キャリアディベロップメント』について。受験を控える3年生向けに少しアレンジして、思うところを話させてもらいました。2部は面接と小論文に向けての、基本的な考え方についての講義です。夏休みの初日にもかかわらず、30名近い生徒が参加してくれて、受験に向けての熱い気持ちを感じることができました。

講義の中には『グループ演習』も交えたのですが、生徒諸君が直ちに討議に入り、活発に意見交換をしていたのは松国ならではです。日頃、こうしたグループディスカッションの体験を積んできた『キャリア』を感じる風景でした。議論が行き詰まった時のサポーターとして、細先生と廣木先生も顔を出してくれていたのですが、救いの手を差し伸べる出番はなかったようですね。実際、最近の入試ではこうしたグループ課題を課している大学も少なくありません。参加した生徒は、それぞれがどんな役割を担えたでしょうか。こうした時、自分自身の主張を押し通すよりも、上手に議論をまとめるポジションをとるのも、入試の場面では有効かもしれません。一人ひとりが書いてくれた感想を読ませてもらいましたが「グループワークが楽しかったです!」「入試に向けての気持ちが高まってきました!」といったコメントは嬉しい限りです。細先生と廣木先生には、協力ありがとうございました。昨日、参加してくれた生徒のみならず、3年生諸君の充実した夏休みと、受験での成功を願っています。

※休憩を挟んで2時間の講義をして、改めて時間内に収めることの難しさを知りました。先生方の時間管理術は、やはりプロフェッショナルであることを実感した次第です。
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