昨日は高校表彰式・修了式に始まり、離退任式(高校) ~ 一貫中学課程表彰式・修了式 ~ 一貫中学過程卒業証書授与式 ~ 離退任式(一貫)と、目まぐるしく行事が続いた1日でした。とくに福本校長は、ご自身が離任式の主役のお一人だっただけに、たいへんだったことでしょう。生徒に対する最後のメッセージを送られた後、最後は中高それぞれ生徒会の代表から花束を受け取られ、明星生活を締めくくられました。
小川教頭も39年間の明星生教員生活と言われていましたが、生徒時代も含めると軽く40年以上。この席にはお顔を出されなかった阪上先生も41年で、高校の部で登壇された川辺靖先生が40年とのことでしたが、高校生諸君の人生2周分以上を明星で過ごされたというのは、気が遠くなるような時間の長さですね。小川先生は「共有する言葉がある仲間は強い!」ということで「健康・真面目・努力」の校訓を改めて唱えられました。
福本校長は、最後の言葉として修了式で「見える学力」と「見えない学力」のお話しをされました。今、明星で学んでいることはその両方を蓄えていくことであり、それぞれが相互に作用しながら人間力を作っていくのだと。生徒諸君がこのことを胸に、新学年からの学びに取り組んでほしい。その思いが凝縮したお話しでした。私からも、福本先生はじめ学苑の発展を築いてこられた諸先輩の先生方に、心からのお礼を申し上げます。