日独伊防共協定の絵葉書 カテゴリー: 戦時下の日本(外交) No. 546

　昭和８年に国際連盟を脱退した日本は国際的な孤立を避けるために、同じように国際連盟から脱退したドイツとイタリアと同盟を結ぶべしという機運が出てまいりました。 

　また、日本とすれば満洲を獲得して維持するにはソ連に対して防御を固める必要がありましたので、この協定は当然と思われました。しかし意外にもドイツが昭和１４年8月にソ連と独ソ不可侵条約を結んで、事実上の白紙となりました。 

　この葉書はその当時の雰囲気を表す珍しい御品でございます。