粕小のおいしい時間

粕壁小の給食は、栄養のバランスや彩りを考え、またなるべく調味料を使わない工夫をしています。

宮城県の郷土料理

2015年09月18日 | 食育の日の献立

9月の食育の日の献立は

宮城県の郷土料理「おくずかけ」です。

「おくずかけ」とは、数種類の野菜や油揚げ・玉ふなどを

干ししいたけの戻し汁とだし汁で煮込み、

温麺を加え、その名の通り葛でとろみをつけた

実だくさんの汁物です。

季節ごとの野菜の持ち味を生かし、無駄なく使うという特徴があります。

また、お客様が大勢集まるお盆やお彼岸、法事の時などに

「ずんだ餅」や「おはぎ」と一緒に仏様に供えられ、

精進料理として古くから食べられてきました。

今ではとろみをつけるのに、片栗粉が使われますが、

昔は山野に自生する葛の根っこから採ったくず粉が使われていました。

それで「おくずかけ」というようになったのでしょう。

宮城県の郷土料理をぜひ味わってください。

 

『おくずかけ』

【材料】(1人分)

ごぼう          11g(ささがき)

にんじん         10g(いちょう)

さといも         35g(一口大)

干ししいたけ      0.6g(戻し・千切り)

油揚げ          5g(油抜き・千切り)

しらたき        15g(ざく切り・ゆでる)

さやいんげん     5g(ななめ切り)

玉ふ           0.5g(水で戻す)

温麺           5g(かためにゆでる)

塩少々

しょうゆ         5g

みりん          2g

片栗粉         2g

削り節         4g

 

【作り方】

①削り節でだし汁をとる。

②だし汁に干ししいたけの戻し汁を加え、

ごぼう・にんじん・干ししいたけを入れて煮る。

③更にしらたき・さといも・油揚げを加え煮る。

④調味料で味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつける。

⑤玉ふ・さやいんげん・温麺を加え味をととのえる。

 


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