ほっと&すうぃーと

日々のあれこれ(どれ?)なことのとめどもないたれながし。

ファン(?)心理

2010-10-20 09:51:46 | あいすべきひとたち
すっかりご無沙汰しておりました。




ラーメンズの小林賢太郎氏をずっと追いかけている友人がいるのですが。
面白いなあ、とこちらはその友人ウォッチングをしております。

氏の作品を見ては「広がりがない」「迷走している」「何がやりたいのかわからない」と言いつつ、新しい作品が発表されるたびに嬉々として(?)チケットを取り、劇場にまで足を運ぶ。見たはずの舞台のDVDもしっかり持っている。

「面白くないなら見なきゃいいのに。」
「や、面白くないっていうわけでもないんだよ。ただね、彼の迷走の着地点がどうなるのか見てみたいっていう気持ちがあってね。」
「そういう人って一生迷走しているんじゃないの?あなたの言う着地点にいつか落ち着くとは思えないんだけど。…で、今回のはどうだったの?」
「んー…前のが好みだったかなー。」
「先回もそんなこと言ってたんじゃなかったっけ?その割りに昔の作品を絶賛するでもないよね。というよりもさ、そんな見るたびに酷くなっているんだったらもう追いかけるのやめたら?」
「追いかけるっていうほどおたくじゃないよ?妙なファンと一緒にするなよ。いや、酷くなっているというよりも、シフトしてきている方向性が自分とは合わないっていうか…。」
「じゃあ尚更じゃない。別に見続ける義理も義務もないんだし。」
「いやー、それでもやっぱり気になるんだよねえ。」


なんでしょうね?
それでいて「アンチ」というほど叩くわけでもなく、不思議な位置にいるファン、というのも存在するんだなあ、と。
映像上では氏の作品を私も拝見したことはあります。(まだ劇場に足を運んだことはないんですよね…そうしてみればその人の気持ちがもう少し理解できるのかもしれませんね)それなりにいろいろ見させていただきました。
娯楽として見流すぶんには十分に面白いと思うのですが…彼は氏に何を求めているのでしょうか。なんか妙に深読みしたがっているように見えるんですよね。それも一つの楽しみ方なのでしょう。それで何か一言言いたくなってしまうんでしょうね。

まあ、氏のファンが皆そういう人だとは思いませんが。

ある意味「人の心に何らかの動きをもたらし惹きつける」魅力的な人なのだろうなー、と思います。間接的にこちらにも波及する(笑)。

どこまで追いかけるのか、そんなその人をこっちも追いかけていくことになるんだろうな。