プラマイzero 私の半自叙伝

私がバイリンガルになるずっと前‥

プラマイzero 29 先生

2016-10-17 21:09:25 | 日記
ほぼ毎晩研修。
夢だった英語の先生になるため仕事より激しい研修に通う。

背の高いベテランのインストラクターだけではなく、他のインストラクターによる研修も始まった。

生徒のレベルに応じ五段階の設定があるのだ。
もちろん低いレベルから始まりだんだん高くなる。

各インストラクターが繰り返し言うのは

1、喉を大切に。

2、風邪は引かないこと。


この二つだった。

研修が始まったのは10月末。
ちょうどこの季節になると思い出す。


カバンには、うがい薬、喉スプレー、マスク。
マストアイテム。
風邪には用心した。

仕事が終わったらその足でバス停へ走る。
バスの中でカロリーメイトをかじる。
まもなく研修会場のビルへ着く。

エレベーターで10階へ。
ギリギリ6時に間に合う。
そして6人が揃い、研修が始まる。

ある日の研修はアナウンサーか劇団員を目指すかのような内容だった。
早口言葉、声の大きさ、話すスピード、滑舌の良さなどなど。
また指摘がかなり厳しい(泣)


そしていよいよ模擬レッスンの段階に入った。

インストラクターがワンレッスンを分割してデモンストレーションする、

そしてランダムに当てられ、それを真似し「先生の練習」をするのだ。

一言一句聞き逃さず、その場で再現する。
想定外の質問への対応、生徒への褒め言葉、言ってはNGな言葉、とにかく細かい。

毎晩ヘトヘトになり、夜9時過ぎのバスに乗る。
なぜかいつも満員。
みんな遅くまで働いている、みんな頑張ってるんだと自分を励ます。

10時前帰宅、夜食を取る。

研修の最中は緊張が続くので、お腹はあまり空いていないがパワーがなくなっているのか、フラフラになる。

本当は夜遅くに食事はしたくなかったが、体が悲鳴を上げそうなので、太ってもいいやと諦めて食べた。

思いのほかハードだったのか、研修が始まり一か月が過ぎる頃、2キロ痩せていた😅

もうすぐ一度目の見極めだ。