ハングルな日々

2001年に「イブのすべて」を見て以降、見た韓国ドラマ・映画は数知れず。すっかり韓国の虜となった日々・・・。

ハ・ジウォン主演 『チェオクの剣』

2006-02-13 | 韓国ドラマ
ハ・ジウォン、イ・ソジン、キム・ミンジュン主演のドラマ「チェオクの剣」(原題:茶母)全14話を見ました。原題の茶母(タモ)とは役所の下働きの女性のこと。2003年に韓国で放送され、「茶母廃人(タモペイン)」と呼ばれる熱狂的ファンをつくった異色のドラマ。17世紀末の朝鮮王朝時代の捕盗庁(ポドチョン)を舞台に繰り広げられるアクション時代劇です。ドラマでは珍しくワイヤーアクションが使われ、言葉も現代風になっています。韓国に住む友人が「茶母がおもしろい。茶母のハ・ジウォンが良い!」って言っていた意味がやっと分かりました。最終回は涙なしでは見られません。

捕盗庁の茶母として働くチェオク(ハ・ジウォン)と上司で左捕盗庁の従事官であるファンボ・ユンとは幼い頃から兄妹のように育ちお互い思いを寄せているが身分の違いからその思いを秘めている。そしてチェオクには昔生き別れた兄がいた。。

とにかく、カッコイイ。ファンボ・ユン。これは好みでしょうが、ファンボ・ユン役のイ・ソジンとチャン・ソンベク役(チェオクの兄)のキム・ミンジョン、対称的なルックスとその役柄からどちらも魅力的。でも私は役柄が大きいのかファンボ・ユンがいい♪最近「チャングムの誓い」のミン・ジョンホにしても「チェオクの剣」のファンボ・ユンにしても朝鮮時代の男性役人の格好がかっこよくみえてならない。基本的に、野性的な人はあまり好きではないもんで。。。キム・ミンジョンは髪の毛短くて普段の姿がかっこいい。とにかくこの2人に愛されるハ・ジウォンがうらやましすぎです。しかし、、どちらに転んでも「許されない愛」・・・。なんとも救いようがない・・。

茶母廃人にまではなりきっていないけど、後半はかなりのめりこみ。前半は主に都で起きる事件やそれを解決しようとする捕盗庁の奮闘ぶりがメインになっているけど、後半は3人の関係にスポットが当てられていく。第9話あたりから最終回にかけてが盛り上がってくる。ただ、この話、複雑な人間関係と登場人物の多さ、そして似たような名前に途中わけがわからなくなってくるので、何度か見返す必要があるかも。また、ワイヤーアクションのせいか?動きが早すぎて誰が斬られたのか、、とか分かりにくい(笑)。

ちなみにこのドラマは吹き替えでも見たし、吹き替えなしの字幕でも見た。絶対葺き替えじゃないほうがいいけど、個人的に「小川範子」って昔ファンだったので彼女の声が懐かしかった。。小川範子は中学校の時から朗読をしたりしていたので、吹き替えは上手なほうだと思う。。ただハ・ジウォンに合っているか、、といったら「・・・」。吹き替えなしで見ると、チェオクが「オガー」って呼ばれていたり、当然チェオクはファンボ・ユンのことを「ナウリー」と呼んでいる。やっぱりこーゆー呼び方で見たいわよね~。

さて、このドラマのストーリーは、、、第1話がいきなり最終話のカットから始まるので、その時点で読めてしまう最終回。。でもやっぱりないよな~あの終わり方。ハ・ジウォンちゃんのドラマっていつもこんな感じ?(笑)個人的にはナニお嬢様が最後にファンボ・ユンに言ったセリフがお気に入り。「最後に抱きしめて愛してると言ってください」というセリフ。ああ私もそんなこと言ってみたいね(笑)

劇中歌もお勧め。シン・スンフンはもちろん、個人的にはPAGEの「丹心歌」が好き。

ちなみに朝鮮時代の茶母はマッコリ3杯を一気に飲んで米5斗を持ち上げられなければならないと言われていたらしいです・・・。

評価:★★★★☆

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