ハングルな日々

2001年に「イブのすべて」を見て以降、見た韓国ドラマ・映画は数知れず。すっかり韓国の虜となった日々・・・。

チェ・ミンシク主演 『オールドボーイ』

2005-04-20 | 韓国映画
チェ・ミンシク、ユ・ジテ主演の映画「オールドボーイ」を見ました。「・・・・・」映画見終わった後は「無言」でした・・。あまりの衝撃に声にならない感じ。なんか後味は嫌な感じが・・・。忘れられない映画になりそうです。さすがは、カンヌ国際映画祭ではグランプリを獲得した映画。原作は日本の漫画です。結構衝撃が大きいということで映画館で見るのは避け、DVDが出るのを待っていました。映画館で見たらどんなことになっていたんだろう・・。

15年間理由も分からず監禁されるオ・デス(チェ・ミンシク)。15年経ったある日、突然解放され、誰がいったい何の目的で自分を15年間も監禁したのか、復讐を心に誓い、若い女性ミド(カン・ヘジョン)の助けを借りることになる。そこへ謎の男ウジン(ユ・ジテ)が現れる。

一見、フランス映画っぽいような、そんな感覚にとらわれました。この映画のすばらしさは原作もさることながら、俳優人の演技力。チェ・ミンシクは言わずもがなですが、ユ・ジテの演技には相当驚きました。。というか恐かった。「リメンバー・ミー」や「春の日は過ぎ行く」で見せた柔らかい雰囲気はこれっぽっちもありません。日本の漫画によく登場する冷酷な男です。(「MONSTER」という漫画に出てくるヨハンみたいな感じって分かります?)それから、新人女優のカン・ヘジョン。日本料理屋での姿が色っぽい。歳は若干20歳くらいだと思いますが。

この映画は正直「男性向き」だなと思いました。私はやっぱりコテコテ恋愛ものとかコメディーが好きなので、この類の映画は「好き」とは言いがたいのです。ただ、映画としては素晴らしいものであるのには違いなく、韓流を一歩引いて見ている殿方には是非見てもらいたい映画です。

でもこれだけの映画でも日本では公開1週目は10位を記録したものの、2週目には10位圏外に転落していました。(韓国では2003年に公開、2週連続1位を記録している)また、最近ではアメリカでも公開されましたが、「生きたタコを食べるシーンに拒否感」なんてニュースもありました。ね。

ラストは他言無用です。

評価:★★★★☆

「オールドボーイ」日本公式ホームページ

オールド・ボーイ プレミアム・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
正真正銘のハードボイルド(((=Д=;))) (よろづ屋TOM)
2005-04-21 14:17:34
こんにちわ!ついにご覧になりましたね。

私はプレス試写で観たために、もう随分以前になってしまいました。

もう一度観たいと思いながら、あまりのすごさにレンタル屋でも手が出ません。



『ブラザーフッド』でもそうでしたが、(@д@;)「ほ、ほんまに死んでるのとちゃうか…」ってシーンが続出でしたでしょ。

(-_-;)韓国映画ってリアリズムでも世界一ですよ。



そうそう、この監督&チェ・ミンシクの新作『親切なクムジャさん』とユ・ジテ&カン・ヘジョン共演の新作『南極日記』関係記事をトラバさせていただきました。

よろしければご覧ください。m(_"_)m
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よろづ屋TOMさんへ (管理人)
2005-04-21 23:47:06
こんばんわ~、いつもコメントありがとうございます。中々コメントバック出来なくてごめんなさい。ほんと、、この映画は余韻がすごいですよね・・・。お勧め頂いた映画両方ともまだ見たことありません。個人的には『親切なクムジャさん』が見てみたいです!
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Unknown (たけ)
2005-05-16 17:48:45
お初です。たけって言います。

皆さんのお話を聞いてるだけで

なんかドキドキしてきます。

マンガが原作ってことは知っていたのですが

その他には何の知識も先入観もありませんので

早速レンタルビデオ屋に走りたいと思います。

またいいものがあれば是非紹介宜しくお願いします。
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