シーズーとマルチーズのミックス犬 ラッキーの生活

捨てられて警察のお世話になっていたワンコを引き取ったら、かわいくてかわいくて毎日毎日幸せなんです

何が心に残るのかの違い

2018-01-23 14:37:02 | 文楽
今年最初の文楽は、八代目竹本綱太夫の五十回忌追善と
六代目竹本織太夫の襲名披露の口上とがありました。




にらみ鯛もいました。初春公演は、1番前の席で観ると決めています。




第一部の摂州合邦辻が見どころだと思ってましたが、意外にもその前の、平家女護島の鬼界が島の段が心に強く残りました。




今年になってから、クリントイーストウッドの映画をprimeで立て続けに観ていて、なんかそれに重なる物があるなぁと…

1.絶望したおじいさんが
2.縁のあった若者(地球の人々)を
3.犠牲になって助ける→めっちゃカッコええ

というストーリー。
でも、この近松門左衛門が表現したおじいさん俊寛さんは、若者助けた後にやはり悲しくなり半狂乱でジタバタする姿が描かれ、それがクリントイーストウッドの世界とはまるで違うんですけど、クールじゃないだけに、リアルで涙が出ました。
これぞジャパニーズヒーロー!



文楽は、やっぱり面白いですね〜