Kannaishizu.blog

イ キ カ タ ノ チ ガ ウ イ ノ チ ノ ツ ナ ガ リ

展示のお知らせ

2013-05-08 | Weblog



メキシコ国際映画祭 最優秀賞作品
「happy」

その、5月12日の代々木での上映会場で、
私も急きょ展示させて頂くことになりました。

GNH(国民総幸福量)が先進国で最下位の日本。
映画はGNHトップのブータンをはじめとする世界16ヶ国を巡り、
脳医学者や心理学者と共に「幸せ」を「方程式」で明らかにしていく、
少し不思議なドキュメンタリー。

上映の後は、各分野で活躍されている方々のトークライブや、
モテキの挿入歌も歌ってるあんな方のミニライブもありまして、
お腹一杯な一日になりそうです。

良かったらお越しくださいね。


***

日時:2013年5月12日(日)
時間:13:00~18:00 
定員:200名(先着順) 
会場:SYDビル2階ホール(代々木駅徒歩5分)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-2
チケット:1500円(前売り) 1800円(当日)

企画/運営:JAC団体 happiness is...




http://www.happyrevolution.net/story




東日本大震災動物救護シェルター 写真展

2013-03-11 | Weblog




以前福島へお手伝いに行かせて頂いた、
原発警戒区域に残されたペットを救出・保護している団体
「にゃんだガード」その団体の写真展が、
元戦場カメラマン中川こうじさんの写真を中心に横浜で行われます。


わかってもいたし、細々と支援もしていました。
シェルターに保護された犬猫のお世話のお手伝いもしました。

けど、本当の現実を直視するのを正直少し避けていました。

2011年4月22日、国は原発20キロ圏内への立ち入りを禁止しました。
もちろん正当な言い分も沢山あるでしょうが、
その瞬間、国は事実上その区域内の動物を飢え死にさせ、
見殺しにすると決めたのです。

この団体はそんな国の法律を無視する事に決めました。

そして警察に見つからないように立入禁止区域に潜入し、
見つかれば警察との追いかけっこの日々。

その区域内には数えきれない程の動物達。
犬、猫だけではなく、豚、牛、ダチョウなど家畜達も
お腹をすかせて町中を右往左往する無法地帯。

そして町のいたる所に、放射能に耐えられなく死んで行った子達や、
食べ物が足りず餓死をしてしまった子達の亡骸。

私はその中に行った訳ではありませんが、団体の方に話を聞く限り、
現実とは思えない世界だと言われました。

連れて帰っても保護しておく場所が足りず、
立入禁止区域には200個の餌箱が置かれました。
その中に定期的に餌を入れにいくのです。

もちろんそんな数では区域内の餌の量はまったく足りません。

隊員の方が区域に入り車を降りると、お腹をすかせた動物達が一斉に集まってきて、
愛情を求め、隊員に擦り寄り離れようとしない子もいるそうです。
逆に人間に怯え、敵意をむき出しにしてくる子達もいるそうです。

当たり前です。野生や野良ならまだしも、
今まで家族として毎日餌を貰い、たっぷりの愛情を貰っていた子達が
突然、家族が誰もいない世界に取り残されてしまったのですから。
その孤独感、絶望感は想像を絶するものです。

しかし放射能の量は国も言う通り、生命に危険を及ぼす量。
隊員達も長居をする事が出来ず、泣く泣く車に乗り込んで後にすると、
擦り寄ってた子達も、近づいてこなかった子達も、
ずっと、ずっと、去ってく車が見えなくなるまでじっと見送っているそうです。

どの子もただただ、愛情を求めているのです。


でも、置き去りにした人間が悪いかというとそういうわけではありません。
その取り残されたペットたちの多くのご主人達は亡くなっています。
出て行かざるを得なかった人間にも勿論家がありません。
知人の家の仮住まいでは、ペットも一緒にと言い出せません。
探しに行きたくても国に禁止されています。

飼い犬、飼い猫の安否を気にする飼い主がこの団体の元へ
泣きながら相談にくるそうです。

置いてきたくて置いて行った飼い主など、どこにもいないんですよね。


私は久しぶりに人前でボロボロ泣きました。
普段、人前で泣くのは恥ずかしいと思っているのに、
その時は不思議とそう感じる事はありませんでした。

そして避けていた現実を目の当たりにして、
自分の中で少し風化しはじめていた事を深く反省しました。


震災への考えや関わり方は人それぞれで、賛否両論はありますが、
被災地に対する憶いはきっと同じ。もし良かったらお立ち寄り下さい。


これからも随時各所で写真展を行って行く予定とのこと。

私のポストカードも支援品としてこっそり販売してあります。


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[東日本大震災動物救護シェルターにゃんだーガード/中川こうじ写真展]

2013年3月13日(水)~17日(日)
10:00~20:00(17日18:00まで)
*入場無料
@かなっくホール ギャラリーA
(東横線東白楽駅徒歩10分/JR東神奈川駅すぐ)
横浜市神奈川区東神奈川1-10-1

展示会場への行き方

2013-02-16 | Weblog
「cafe Banda」までの道順を、渋谷駅からご案内致します。


1.
まずハチ公口にでます。

わん!



2.
スクランブル交差点を渡ります。



3.
109を真ん中にして右側の道へ進みます。



4.
1、2分歩くと右手にH&Mがあり、その奥に東急本店が見えます。



5.
東急本店の前の細い道を入ります。




6.
ここからはひたすらまっすぐ7、8分。ですが、この辺りから奥渋谷と呼ばれるエリアで、素敵なお店が多いので誘惑にご注意ください。

素敵映画館(UP LINK)


素敵花屋


途中深いんだか浅いんだかよくわからない看板もありますが...


素敵Bar(個人的に気になるお店)


素敵本屋(ここお勧め!)




7.
その誘惑を乗り切ると、右手に白洋舎が見えます。


8.
白洋舎を越したすぐ先に、少し変わった交差点があります。


9.
その左手にある坂を上がります。


10.
その上りきった先にある1軒家が展示会場になっております。


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cafebanda
03-3467-5105
〒150-0047 東京都渋谷区神山町41-3
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ARTexhibition : un born

2013-02-10 | Weblog







2月の中旬から、渋谷にある少し不思議な一軒家のカフェで
久しぶりに個人の展示します。


今回の展示テーマは「un born」

お腹の中と宇宙は繋がっているように感じます。
産まれることと死んでいくことも繋がっているように感じます。
きっと、奥側の奥側の奥側には外側があって、
一番小さいものの中に一番大きなものも含まれているんじゃないかな。

と、辿り着く先はいつも似たような所なのですが、
そんな中でも「un born」を感じる作品を中心に展示します。
既存の作品が多いですが、新しいものも描きました。
展示会場は、お茶もご飯もお酒もあるオーガニックカフェになっているので、
お昼時、昼下がり、夜更けなど、お好きな時間にお越し下さい。

尚、2/16(sat)に小さなレセプションパーティをします。
こちらもお時間があったら、是非きてください。

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KannaIshizu ARTexhibition 「un born」
2013.2.16(sat)~2.28(thu)
Open11:45/Close23:30
@cafeBanda(渋谷駅/徒歩15分)

Reception Party:2013.2.16 (sat) 19:30~22:00



MATSURIKA2012

2013-01-20 | Weblog


世界5大陸を巡る日本の祭、「MATSURIKA」

2012年12月1日、第1弾がタイのバンコクで開催しました。

私は広告デザイン全般と、会場装飾、オフィシャルグッズを担当。

博多娘ロミの「海外で日本の祭やりたい!」の一言から始まったこのMATSURIKA。
気づけば300人以上の世界各国の来場者。
通りには計1000人は越えただろう見物客。

カオサンロードがあんなに日本色に染まったのは初めてだったそうです。

ROMI、STAFFの皆さま、ほんとにほんとにお疲れ様。


【パンフレット】





【制作した提灯】







【カオサンロードの風景】









【制作したうちわ】





「MATSURIKA 2012」in Thailand
日時 2012年12月1日(土)16:00~24:00
場所 Araton@khaosan
住所 185KhaosanRoad,Taladyod, Pranakorn,Bkk/Thailand
主催 MATSURIKA PROJECT
協力 Zipangu Travel 他


当日の全貌を、撮影部隊のモルちゃんが素敵に作ってくれました↓



2012.7 Cambodia

2012-08-10 | Weblog


大人の夏休み。
カンボジアへ行ってきました。

3度目の今回、目的はふたつ。


まずは2年前かでぐり主催の学校建設で、
壁画を描いた小学校の初めての卒業式。
(ここは分校なので3年生で一回卒業。)

建設時に将来の夢を聞いた時「将来の夢」の意味すらわからなかった子達が、
卒業証書を貰う時に、「先生になりたい」「お医者さんになりたい」など、
はにかみながら発表していました。これには感無量。

第一期卒業生25名(クメール語で自分の名前も書けていました)




恒例のお絵描きの授業(独創的な絵も多くてとても面白いです)




大好きなジェイラ達とも再会




もひとつは、カンボジア人の友達サムナンがゲストハウスをオープンさせ、
「入口に壁画を描いてください」と頼んでくれていたので、そのお絵描き。


制作開始(平行な線はゴウ君にお任せします)



強力助っ人(ロミはゲストハウスロゴ、ともかは国旗を描いてくれました)



経過(地球をバックパッカー達が散歩する絵になる予定です)



途中スコールで大騒ぎ(おぎ&サム活躍中)



完成~(卒業式参加メンバーとサム一族)



IKIIKI Guest House
サムが家族で経営しているとっても暖かい宿なので、
カンボジアに行く際は是非泊まってみてね(日本語で予約可)



5年前、初めてカンボジアへ行こうと決めた時は、最初で最後の予定で訪れたのに
こんなに縁深い国になるなんて、ご縁というのは不思議なもの。

この国に来ると、日本で溜め込んだあらゆる+や-を良い形でシンプルにしてくれます。


また時期が来たら行こうと思います。













shira

2012-07-03 | Weblog






お友達、shiraの写真展があります。
彼女は人が映っていないのに、人の気配を感じさせる写真を撮る。
これは私が好きな写真。...を勝手に拝借。
行くのが楽しみ。

PHOTO EXHIBITION「光」
6/25(mon)~7/7(sat) Open/12:00~26:00 Close/tue
@ torse/東京都目黒区鷹番2-20-9 2F




20th

2012-06-18 | Weblog











今日は、大切な人を憶う日。  


真菅の玉響

2012-05-20 | Weblog






「真菅の玉響」という舞台の広告デザインを担当しました。

大化の改新の頃のお話です。
創るにあたって、中学生ぶりに飛鳥時代の歴史書を開きました。
中大兄皇子やら蘇我馬子やら、あの頃はただの暗記用の人物だったのですが、
今になって読むと昼メロな人間模様が満載。

昔の人って表面凛と粛々とみせて、中はカオス状態。
真っ白い固い壁にナイフを入れたら中から柔らかいものがでてきそうな。
そんなイメージを連想させるものって、私は好きです。

その舞台となっている奈良の明日香村。
ちょっと気になります。次回の旅の場所にしようかな。

maternity art

2012-04-16 | Weblog









妊婦さんのお腹にボディペイントをし、撮影をしました。

普段、胎児や命をイメージした絵を描く事が多いのですが、
赤ちゃんがいるお腹に絵を描くのは初体験。
でも、自分が表現したい事とリンクした気がしました。

上の写真は、胎児は森羅万象の源の様に感じるので、そこからの陰陽のイメージ、
下の写真は、この妊婦さんが私の描く鳥を好きでいてくれたので、
青い鳥が新しい命を運んできたイメージです。

妊婦さんで、もしご希望の方がいましたらご連絡ください。
命の意味のある模様や絵や言葉、ご希望の絵などがあればそれを描き、
撮影し、生命が宿ってるその時だけの神秘的な作品をお創りしますね。