あめりか物語が面白かったので、こちらも読んでみた。永井荷風は4年間のアメリカ滞在の後、憧れのフランスに渡る。100年前の芸術の都パリの様子を生き生きと描いた本。出版当時、発禁処分になったらしい。問題は、駐在の日本人の手当に関する発言とか、フランス人を愛人にしたり、特に刺激的な描写もないけれど、外交官を含め、現地での日本人の生活をリアルに暴露してしまったのが原因のよう。最後にパリから船で帰国するときには相当嘆き悲しむほど、パリという街が好きだったことがうかがい知れる。
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