第３５話 「大魔人ドルゲがくだけ散るとき!!」

３３のドルゲ魔人　登場

ドルゲに手向かえば親兄弟の命はない。
地上に姿を現したドルゲが健太郎と猛に告げる。

アントマンに襲われた健太郎はポップを投げる。
二人はバロムクロス。
アントマンを蹴散らすバロム１。
ドルゲはハサミルゲを呼び出す。
ハサミルゲはあっさりバロム１に倒された。

ドルゲは続いてカミゲルゲを呼び出す。
カミゲルゲは逃走。バロム１もあとを追う。
これはドルゲの策略だ。
ドルゲは捕らえた松叔父たちを連行。
松叔父はアントマンの一人を倒し、変装。
松叔父は洞窟を抜け出し、バロム１に知らせる。

バロム１は罠であっても行くという。
愛する人たちを助け出す使命がある。
たとえ私が死んでもドルゲはきっと倒す。
松叔父は「恐れ谷」だと知らせる。

恐れ谷ではドルゲが罠を張って待っていた。

そこへやってきたバロム１。
襲いかかるアントマン。
バロム１は捕らえられた４人を助ける。

しかし、４人は魔人の変身だった。
ハサミルゲ・ノウゲルゲ・クチビルゲ・ウデゲルゲだ。

バロム１は４魔人を次々と倒す。

ドルゲはバロム１に告げる。
これまでのドルゲ魔人はドルゲの身体の一部だ、と。
（ここで魔人との戦いの回想シーン）

ドルゲマグネチュードで埋められるバロム１。
ドルゲは勝ち誇り姿を消した。

コプーの声がする。
「ドルゲとの最後の戦いはまだ終わっておらぬ！」
再び命を与えられた健太郎と猛はバロムクロス。
バロム１を攻撃するドルゲ。

捕らえた４人にバロム１の死を告げるドルゲ。

悪の手先になるくらいなら死ぬという４人。
そこにバロム１登場。アントマンを蹴散らす。
姿を消すドルゲ。
バロム１はあとを追ってドルゲ洞へ入る。

ドルゲ洞全体がドルゲである。
バロム１はポップを投げつける。
バロムドリラーでドルゲ洞を脱出。

ドルゲは地球から去ると飛び上がる。

バロム１はあとを追い、エネルギーをぶつける。
宇宙空間で大爆発を起こすドルゲ。

地上に戻ってきたバロム１に駆け寄る５人。


悪の支配者・大魔人ドルゲは滅びた。
しかし、宇宙の悪は密かに地球を狙うかもしれない。
そのとき正義のエージェント・われらの超人バロム１は
再び戦うのである。正義と友情が永遠に地球にある限り。


慌ただしく終わった最終回前後編。
過去のフィルムの尺の長さからも「急遽打ち切り」が見えます。
「ドルゲ事件」が直接の引き金だったということでしょう。
それにしても「これで終わり？」感は拭えませんな。