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母なる証明(2009)

2009-11-05 15:01:56 | 映画
あっという間の二時間。
犯人は誰か?と引っ張っておいての、あの結末。。
公開後すぐのレディースデーは、男性客も何人かいて9割客席が埋まるほどの熱気を感じました。
ウォンビン復帰第1作目、監督・原案・脚本がポン・ジュノとあって期待していた映画でした。
「殺人の追憶」が強烈だったし。雨降らすよねー。

ウォンビンは眼力があるしギラッとした鋭い表情もしながら、愛嬌のある笑顔もしたりという印象があって。
今回の役は純粋ながら母親や悪友の言動そのまま吸収するといった感じで、小動物のようにほわーっともしているのですが、
ボコられた目を手で押さえながら母親に言う一言、その時の表情がハッとさせられました。
最後に忘れちゃダメだよと母親に手渡す時もただそうだったのか、真実に気付いてのことなのか、
どちらにも取れるような表情も印象的でした。
トジュンはどこまでも正直で一環していつものように行動していました。

そして「宮」ではにこやかでチャーミングな皇太后を演じていましたが、
こちらでは鬼気迫る圧倒的な演技が凄かったキム・ヘジャさん。
薬草をジャキッジャキッと裁断しながら、外にいる息子から目が離せない、という冒頭からハラハラさせられました。
恋人や夫に対してと、子供に対しての愛情って違うと思う。
人それぞれなのはわかっているけれど、無条件に無償の愛を捧げてしまう相手なのではないでしょうか。
子供が全てという人生ではそれ以外を一切否定してしまう、常識も理性もぶっ飛んでしまう力が働いてしまうこともあるのでしょう。
金田一耕助の映画を思い出します。
親子でありながら正反対な面を見せ合っています。
冒頭とラストのダンスがもう、ね~~~(太ももにもドキッ)。

ユン・ジェムンさんが刑事だと善なのか悪なのかドキドキさせられるし、
チョン・ミソンさんは相変わらず心配そうな顔をしている役だし、
チン・グくんもああいう役はハマるなぁと、特に母親に助言するシーン以降とても惹きこまれました。

母なる証明母なる証明 OST


[原題] 「마더 MOTHER」
[公開時コピー] 「永遠に失われることのない母と子の絆。
 すべての“謎”の先に“人間の真実”が明かされる。」

[あらすじ] 静かな田舎町。
漢方薬店で働く母は、早くに夫を亡くして以来、
子供の心を持ったまま純粋無垢に育った一人息子トジュンと暮らしていた。
母にとって、トジュンの存在は人生の全てであり、
いつも悪友のジンテと遊んでいることで心配の絶えない毎日だった。
ある日、街で女子高生が惨殺される事件が起こり、トジュンが第一容疑者になってしまう。
事件の解決を急ぐ警察は、トジュンが持っていたゴルフボールが現場で発見されたことでトジュンを犯人と決めつける。
弁護人も頼りにならない中、母は自分の手で真犯人を捜し出し、息子の無実を証明しようとするのだが。。

キム・ヘジャ ・・・トジュンの母親
ウォンビン ・・・・・息子・トジュン
チン・グ ・・・・・・・ジンテ(トジュンの友人)
ユン・ジェムン ・・ジェムン刑事
チョン・ミソン ・・・ミソン(写真館で働く母親の友人)
イ・ヨンソク ・・・廃品回収の老人
ムン・ヒラ ・・・・アジョン(女子高生)
チョン・ウヒ ・・・ミナ(ジンテのGF)
ヨ・ムヨン ・・・・弁護士
キム・ジング ・・アジョンの祖母
■HP 「http://www.hahanaru.jp/


2009年11月4日(水)MOVIXさいたま

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