深野神楽保存会のブログ

島根県雲南市吉田町深野で出雲神楽を復活し、次世代へ伝えようと活動中の深野神楽保存会のブログ

深野神楽こども教室発表会2014

2014-02-25 15:38:51 | 日記
2月23日(日)田井交流センターにて「深野神楽こども教室」を開催しました。
朝から集まって、舞台づくりのメンバーです。
今回は、大田市から土江子ども神楽団さんにゲストで来てもらうので、幕を借りて舞台も特別使用。


午後、子どもたちが集合しました。
集まって、まずはあいさつから。
「今日は、オリンピック選手のように、練習してきた成果が出し切れるよう精一杯がんばりましょう。」


「清目」が終わり、まずは3,4,5年生の「五行」です。
昨年もでしたが、下の学年と上の学年で2組で「五行」をします。
基本となる四方拝をそれぞれの四方の神様が舞います。


「五行」という演目は陰陽五行説が元になっていて、1年の春夏秋冬が東西南北の神様によって納められようと
しますが、中央の神が現れて、仲間に入れとほしいと言いますが、四方の神は分け与えないと言い争いとなります。


そこへ塩土の翁が現れ、春夏秋冬のうちの土用18日づつを合わせた72日を中央に守らせ、残る72日ずつを四方の
神で守るように治めます。


笛教室の発表です。
1年生から6年生まで11人です。
神楽笛で7種類の神楽の笛を説明しながら吹きました。
それから、動揺や沖縄民謡なども神楽笛で吹きました。


4,5,6年生の「五行」です。
体も舞も大きく、大人のように見えます。
高学年が舞って、小さい子が奏楽。
1年生も一人で太鼓を頑張りました。





続いてはゲストの土江子ども神楽団による、「金山姫銀山勧請」
オリジナルの創作神楽です。
土江さんの子どもの笛に影響されて、深野も子どもの笛教室を始めました。
1年生が上手に笛を吹いています。








続いては、6年生最後の「八俣大蛇」
小学生としての舞はこれが見納めです。
親さんも感慨深く見ておられました。





最後は一人ひとり感想発表です。
みんなしっかりと感想を発表できました。
見に来ておられた校長先生からも褒めていただきました。


6年生4人が卒業していきますが、残ったメンバーでしっかり来年度も引き継いでいきたいです。
そして、深野神楽を引き継いでいってくれると信じてします。

発表会まであと少し

2014-02-02 18:03:36 | 日記
まずは、笛教室生の練習です。
1年生から6年生まで11人で練習しています。
2月23日の神楽の発表会では、笛教室生の演奏もあります。
神楽笛で、色んな曲も演奏します。


舞の練習です。
3,4,5年生による「五行」練習です。
五行では、舞の基本の四方拝を練習できます。
先輩たちに負けないように頑張っています。


下の学年が練習中、何も言わないけど自分たちで自主的に練習する5,6年生。
こういう姿が見れると本当に嬉しいです。
これが上手になる秘訣です。


お面をつけて練習です。
つい下を向いてしまいがちです。
こちらは高学年、4,5,6年生の「五行」。
昨年よりだいぶ上手になりました。


先輩の中学2年生が練習を覗いてました。
後輩がどんなふうに舞うか、気になるんですね(^^)


練習終わりは、衣装合わせです。
1年ですっかり大きくなっていて、去年着た衣装は着れません。
来週の練習は、衣装も付けての練習です。
本番まであと3回の練習です。頑張れ!!
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