我が家の蓮も大きくなってきました。
蓮 (ハス : 英名 lotus ロータス) は泥の多い池や沼を好みますが、
その葉や花は極めてきれいな状態を保ちます。
それゆえ、
インドでは蓮の花(蓮華)は純粋さや善性の象徴とされ、
中国や日本では 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」 と言い習わし、愛されてきました。
蓮の葉は、決して水に濡れることはありません。
ハスの葉に落ちた雨水などは、まるで水銀のようにコロコロと丸くなりながら水滴となり、
その撥水作用により、葉に付いた汚れや小さな虫などを絡めとりながら流れ落ちます。
それをロータス効果と呼ぶそうです。
実はハスの葉の表面には非常に小さい数ミクロンの目に見えないデコボコがあるそうで、そのデコボコが水玉がつぶれるのを防ぐ役割をしているんです。
だから泥の多い水の中で生きているにも関わらず、ハスの葉は常にきれいな緑色をしているんですね。
そのハスの葉のロータス効果は、私たちの生活のいろいろなところで応用されています。
一番おなじみなのは、ご飯のこびり付かないシャモジですね。
ピンときましたか?(笑)
シャモジの表面にデコボコを作り、ご飯をくっつけないようにしています。
テフロンのフライパンもそう。表面がザラザラしていますよね。
もともとテフロンは撥水性の高い材料ですが、これにさらに小さなデコボコ加工をすることで汚れを浮かし、寄せ付けなくしています。
その他、電子レンジの内部塗装とか、防水スプレーとか、かなり多くのところに使用され、
「濡らさない」 とか 「汚れを落としやすくする」 用途に使われているんですね。
蓮の葉は、どんなに汚れた池でも決して汚れに染まることはありません。常に自らの自浄作用(ロ-タス効果)を働かせ、きれいな自分を保ち続けます。
私たち人間も、他人の悪いことには染まらない自浄作用が大切なのではないでしょうか。
人はひと、自分は自分。
それでいいじゃないですか。
人がどんなに遊んでいようとも、自分にはやらなきゃいけないことがある。
人がどんなに 「今」 楽しそうであろうとも、自分には 「将来」 の楽しみがある。
それでいいじゃないですか。
開陽舎に通う君たちに、
ロータス効果がありますように!
【今夜の中1】
■ 数学(テキスト)
文字式計算。
文字式の計算はほぼ終わったので、次回からは応用問題に突入します。
■ 地理(テキスト)
世界の地域と国々
■ 英単語テスト
実は前回、宿題にしておりました。
範囲は、UNIT4
テキストP36、38、40
合計38単語
~合格者~
SR 20点満点
TR 20点満点
OH 19点
KK 18点
~不合格者~
SK 17点
NY 16点
KG 12点
YS 10点
期末テストが終わったからといって、
もうすぐで一学期が終わるからといって、
開陽舎は手を抜かない。
来月のみやぎ模試に向け、
夏休み明けの実力テストに向け、
二学期の中間テストに向け、
君たちに、
あらゆる努力をしてもらう。
「自分にそれができるかな?」
不安に感じる者もいるだろう。
人それぞれに、できる能力は違って当たり前。
そんなことは私だって分かってる。
ただ大事なのは、
やってみることじゃないのか。
そしてそのためには、
そういう環境にいることじゃないのか。
今は少し大変かもしれないが、
数か月後、
きっと喜んでもらえると思う。
だから、
頑張ってみても、
いいんじゃないか?
≪宿題≫
▼ 英単語再テスト
範囲は同じ。
2回目だぞ?
全員が合格できるように。
▼ みやぎ模試過去問題
・数学1組
・理科1組
まる付けまで。
解説は次回。