字が
上手いとか下手とかではなく、
綺麗だとか、
美しいとか、
そういうことを求めているのではない。
誰にでも読みやすい字を書きなさい。
テストの答案で、
採点者が読めなかったらバツになる。
違う文字に見間違われてもバツになる。
答えが当たっているのにバツになる。
もしそれが高校入試だとしたらどうする?
1点の違いで落ちたらどうする?
合格と不合格の境界線なんてそんなものだよ。
損をするのは、そういう字を書いた君たちなんだ。
字に関して、私が生徒たちによく注意することがある。
1、あまりにも乱雑すぎること。
2、消しゴムで消したはいいが、間違って両隣りや上下の字まで消してそのままになっていること。
2、すっかり消えていない字の上に字を書いて、何の字か分からなくなっていること。
3、上からの二度書きがずれて違う字になっていること。
4、あまりにも薄くて読めないこと。
5、あまりにも小さくて読めないこと。
これらの特徴を持つ中学生は、小学生のときもそうだったと推察できる。
できれば小学生のうちに直した方がいい。
我が子の連絡帳や宿題を見たときに、
「このままではまずい」
そう思うのであれば、全て書き直させるくらいの厳しさがあってもいいと思う。
塾内でそのような字を見れば、私は気持ちよく 「×」 をつけるし、繰り返すようであれば躊躇なく叱り飛ばす。
【今日(金曜日)の小学6年生 TRお母様へ】
字の乱雑さは以前から注意をしておりました。
依然として直らず、直そうとする気持ちも伝わってきません。
書く仕草を見れば指のテーピングは関係ないと判断しましたので、本日強く叱りました。
● テキトーに書かないこと。
● 急いで書く必要はないこと
● もっと丁寧に書くこと。
● きれいでなくてもいいから、もっと読みやすい字を書くこと。
以上のようなことを諭しました。
彼はぼろぼろ涙をこぼしていました。
それが叱られた恐怖の涙なのか、悔しさの涙なのかは分かりません。
私の気持ちがどこまで届いたのかも分かりません。
ただ、
これから少しでも本人が意識し、徐々にでも改善されることを願っております。
国語のテキストを持ち帰ってもらい、範囲を指定して書き直しの指示を出しました。
本人が開陽舎を嫌になっていなければ、これからも宜しくお願い致します。