の坐すと地と魂の鎭まる地

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健磐龍命陵墓

2013年10月30日 17時35分39秒 | 歴史上人物の墓所
■健磐龍命陵墓■
(18th June 2011)



★健磐龍命陵墓★ 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1 阿蘇社境内

・日本話に登場する人物で、阿蘇社主祭。

・人皇第二代綏天皇の同母兄である八井耳命の子。

・阿蘇山のとしての性格も持つ。

・武天皇の命令により九州統治のために派遣された。

・伯父である彥八井耳命が居る森の草部に寄る。そこで彥八井耳命(草部吉見)の娘である阿蘇媛命と出會う。ここで共に阿蘇の開拓に努め、留まっているうちに阿蘇媛と仲良くなり、妻として迎えることになった。

・健磐龍命が草部から阿蘇へ向かう途中、外輪山から西を眺めると滿滿たる湖水がカルデラの中にあるのを見、その廣大さに感心し、水を流して田畑にすることを思いついた。湖水を流れ出るように外輪山の一部を力まかせに蹴ったが破れなかったが、そこは山が二重になっていて最も厚いところであった。以後、その場所は「二重峠」と呼ばれるようになった。次に別の場所を蹴ると見事に蹴破ることに成功。外輪山に穴が開いて湖水の水が流れ出し、作物ができる平野が生まれた。ここが今の立野火口である。「立野」の地名は、蹴った時に力餘って尻餠をついた命が、「もう立てぬ」と言われたためだけと傳えられている。また、蹴破ったところからは、湖水が一氣に西の方に流れ出て、數匹の鹿が流されてしまい、以後「數鹿流が瀧」と呼ばれるようになった。


((コメント))

2011年6月18日

 阿蘇社の境内にある。祭の陵墓である。玉垣に圍まれているが中に何か埋められているのであろうか。


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